この記事は、こんな疑問や心配を抱えている方向けの記事になっています。
結論を言ってしまうと、猫が寝るときの位置は飼い主さんとの信頼関係を表します。でも、近くで寝てくれなくても嫌われているとは限りません。
なぜなら、猫ちゃんにだって性格やお気に入りの寝床など、寝る位置を決める要素はたくさんあるからです。
記事の前半では「猫が近くで寝てくれる場合の気持ち」について解説しつつ、記事の後半では「猫が近くで寝てくれない原因」について解説しています。
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猫が近くで寝てくれるなら信頼されている証拠
飼い猫が寝る位置は、飼い主との信頼関係を表していると言われています。
現在、飼い猫があなたの隣やすぐ近くで寝ているなら、飼い猫があなたのことを信頼している証拠です。
朝起きたら、顔のすぐそばや足の周りで眠っていたり、座って作業しているときに膝の上で眠りだしたらまさに安心しきっていると言えますね。
猫は本来は警戒心の強い動物
飼い猫が、あなたの隣で眠ることが信頼している証拠だと言われるのは根拠があります。それは、猫は本来とても警戒心の強い動物だからです。
猫を飼っていると、小さな音でも目を覚ましたり周りをキョロキョロと観察するなどとても警戒心が強い一面に気が付きます。
もちろん、飼い猫の性格によっては『おっとりした性格』の子もいますが警戒心の強い猫の方が一般的ですよね。
そんな猫が、一番無防備になる睡眠時間を隣で過ごしてくれるのは、飼い主さんに対して安心感と信頼を持っている証拠です。
飼い猫は子猫の気持ちが抜けきらない
一般的に、成猫から飼い始めるよりも子猫の頃から室内で飼い始めた猫の方がそばで寝てくれることが多いと考えられます。
なぜなら、子猫の頃から飼い主から食事の世話やおもちゃでの運動などしっかり守られて育つことで『子猫の気分』が抜けきらないことがあるからです。
あなたがお家で作業をしていると、ゴロゴロと喉を鳴らしながらそばによって来たり、おもちゃを持ってきて「遊んで!」とせがまれた経験はないでしょうか?
こういった行動をとるときの心理は、まさに『子猫の気分』と言えますね!
子猫気分の猫ちゃんにとっての「母猫」は、いつもそばにいて守ってくれる飼い主さんです。『子猫の気分』が抜けきらない猫ちゃんは飼い主さんのことを信頼しているからこその行動です。
猫が近くで寝てくれないのは嫌われているから?
と、不安に思う飼い主さんもいると思います。ですが、飼い猫が近くで寝てくれないからと言って信頼されていないわけではありません。
なぜなら、信頼していてもそばで寝ることはしない猫や一緒に寝たくても寝ることができない場合が考えられるからです。
一緒に寝てくれないからと言って、「私は信頼してもらえていないのかな?」と悲しむ必要はないので安心してくださいね!
同じ部屋の中にいるなら十分信頼されている
同じ布団の中に飼い猫が入ってくれなくても、同じ部屋でくつろいでいるなら十分によい関係性です。
なぜなら、猫の信頼度として、同じ部屋の中で一緒に寝ているなら十分信頼されていると言えるから。
猫は、マーキングなどによってテリトリーをとても大切にする動物です。無防備になる寝床のテリトリーを共有するのであれば十分に信頼されていると言えますね!
室温によっては近くで寝てくれない場合もある
暑い夏など、室温が高くなりがちな季節は飼い主のそばで眠らない猫が多くなります。
理由は、簡単で『単純に暑くて一緒に眠る気にならない』からです。
猫だって甘えたい以上に、眠りやすい場所で寝たいと考えるのが普通です。逆に寒い冬などは、あなたのぬくもりを求めて布団に潜り込んでくる飼い猫もいます。
夏場などは、エアコンの温度を少し低く設定してみると近くに着やすくなるかもしれませんね!
大人な性格の猫だっている
飼い猫の性格にもそれぞれ違いがあるのは当然です。
そんな性格の中には、『大人な性格』の猫だって存在します。大人な性格の猫は、子供な性格の猫よりも自立心が強く甘えん坊な一面をあまり見せないことがあります。
そういった飼い猫の場合、一緒に寝ることは難しいです。ですが、添い寝以外の方法で飼い猫なりの『信頼しているよ』のサインを送っている場合があります。
普段の生活からサインを見逃さないように注意深く観察してみてくださいね!
原因はあなたの寝相にあることも
少しショックかもしれませんが、飼い猫があなたのそばで寝てくれない理由は『あなたの寝相』にあるかもしれません。
睡眠中の行動なので自覚することは困難です。ですが、夜の間にそばで寝ている飼い猫を驚かせてしまっている可能性があります。
猫ちゃんも押しつぶさせるのは嫌なので、そばで寝たくても我慢して隅から見ているのかもしれませんね(笑)
心当たりがある人は、一度睡眠中の姿を撮影してみると面白いかもしれませんよ!
もっと猫にそばで寝てもらうためにできること
最後に、飼い猫にもっと信頼してもらうためにあなたができることについていくつか紹介していきます。
- スキンシップはほどほどにする
- 毎日の世話とコミュニケーションを欠かさない
- 猫ちゃんに無理強いをしない
飼い猫との信頼関係を築くうえで上記のポイントはとても大切です。
スキンシップはほどほどにする
猫が大好きな人ほどしてしまいがちですが、過度なスキンシップは信頼関係を築くうえで逆効果です。
なぜなら、無知触られたりすることで「飼い主の近くに行くのなんだかやだな・・・」とストレスを与えてしまう原因になるからです。
猫ちゃんの様子をよく見て、猫も飼い主さんも楽しいスキンシップを心掛けましょう。
毎日の世話やコミュニケーションを欠かさない
毎日のお世話やコミュニケーションを欠かさずに行うことは、飼い猫との関係を築くうえでとても大切なポイントです。
トイレ周りを清潔に保ったり、毎日のご飯をしっかりあげるなど当たりまえのお世話をすることで飼い猫にとってなくてはならない存在になっていきます。
特にご飯の準備は、猫ちゃんの信頼を勝ち取りやすいお世話なので家族間で偏りがある場合は、交代でするなど工夫してみても良いかもしれません。
猫ちゃんに無理強いしない
飼い猫がそばで寝てくれなかったり近くに来てくれないと、ついつい「こっちに来てよー」と無理強いしたくなります。そんな時でも、気持ちをぐっとこらえて飼い猫の気持ちを尊重してあげてください。
猫だって、何でも強制させるのは嬉しくありません。あくまで、自主的にそばに来てもらえるように関係づくりに取り組んでいきたいですね!
猫が寝る位置と信頼関係について:まとめ
上記で紹介した『猫との信頼関係を築くコツ』を参考にしていただくと、きっと猫ちゃんとの仲も深まっていきますよ!
最後にもう一度内容を確認してみましょう。
◆猫が近くにで寝るときの気持ち
- 猫からの信頼の証拠
◆猫が近くて寝てくれなくても心配ない理由
- 同じ部屋の中にいるなら十分信頼されている
- 室温によっては近くで寝てくれない場合もある
- 大人な性格の猫だっている
◆猫と信頼関係を築くコツ
- スキンシップはほどほどにする
- 毎日の世話とコミュニケーションを欠かさない
- 飼い猫に無理強いをしない
それでは、猫ちゃんと健康で幸せな生活を送ってくださいね!
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