つい先日、完全に挫折して合格を諦めていたGoogleアドセンス審査に合格しました。合格に有した期間は、1年と半年ほど。
20回くらい挑戦して、それこそコンサル何かにも依頼したりしてもダメだったので凄く驚いてます。
というのも、Googleアドセンスの審査はかなり謎な部分が多いんですよね。Googleの公式サイドからは、アドセンス合格のための方針は示されてるのですが、具体的な部分は公開されていません。
というわけで、この記事では僕がGoogleアドセンス審査に向けて取組んだ事を可能な限り振返り、1年と半年たった今、特別な対策をすることなく申請した当ブログで1年半ごしに合格した理由について考えていきます。
ブログ初心者にとって、Googleアドセンスの審査に通らないストレスが半端じゃないことは痛いほどわかります。この記事から、1年半くらいかかっても希望はあることや、皆さんのブログに活かせるような気づきがあれば嬉しいです。
結論:Googleアドセンス審査に合格するための鍵は、”アクセス数”にある(僕の考察)
2020年12月、今までまったく合格する気配がなかったGoogleアドセンス審査ですが、特に対策等をすることなく申請した審査で突如”合格通知”をいただきました。
こうなると、「今までと何が違うんだ?」と思ったわけですが、結論を言います。
というのも、先ほどのとおり12月に合格したさいに申請したサイトは、不合格だった5月ごろのサイト内容と比べて特別な対策をしていなかったからです。むしろ、内容も自由にかいていたので気にしてない部分の方が多いくらい。
となると、何が前後で変化したのかですが”PV数”なんですよね。
12月の初めごろに旧サイトから検索流入のある記事をいくつかリダイレクトして移行しました。そのおかげで、もともと1,000PVもなかったのが6,000PVくらいに増加したんです。
12月は、3度のGoogleアドセンス審査を受けていますが、1~2度目は検索流入がまだ増え始めたばかりで3度目の頃に安定してきました。
まあ、もちろん今まで何度も審査に落ちいてきた過程で、”Googleアドセンス審査に合格するためのコツ”的なものは試していたので基本的なことは出来ていたのだと思います。
それなのに、Googleアドセンス審査に通らなかった最後の1ピースが”PV数”だったのではと考えているわけです。
- 考えられるサイト内のアドセンス対策を行ってきた
- Googleの規約に関わる不適切なサイトではない
- まだ、ブログを始めたばかりでPV数が少ない
2019年9月~2020年5月の間に取組んだGoogleアドセンス審査対策
2019年9月からブログ運営を初め(当時は、このサイトではありませんでした)同時にGoogleアドセンス審査に挑戦し始めました。当初行っていた対策はこんな感じ。
- サイト説明文の設置
- プライバシーポリシーの設置
- 関連性の低い語句が頻出しないか確認←問題なし
- リンクプログラム等への参加を控える
- オリジナルコンテンツのみで記事を作成
- 記事のアフィリエイト広告をすべて外す
- リンクを買ったりしない(不正な被リンク)
- アダルトコンテンツに該当しないか注意
- サチコでURLをインデックスしてもらい済み
- 1記事あたり2000文字程度を意識して投稿
- 内容の重複した記事がないことを確認
- ジャンルを統一し、サイトの専門性を高めた(当時は猫のみ)
- 記事数は、10記事ぐらいで申請
たぶん、ここに書いてある対策はGoogleアドセンスに合格しようと頑張っている人なら一通り試しているかもしれません。
僕も、これらの対策内容は「Googleアドセンス 合格 コツ」などで検索してできるところから対策したり、気を付けながら記事を作成していました。
これらの対策をしながら初めてGoogleアドセンスの審査を受けたのが、ブログを始めた月と同じ9月です。実際には、月末付近で申請したので、10月上旬も審査を待ちながら記事を投稿し続けていました。
ちなみに、このときGoogleアドセンスに初めて審査依頼をしたのですが、Googleからこんな感じのメールが届きました。
Googleアドセンスの要件を満たしていない・・・。うむ、そんなに甘くないか。
当時の僕は、こんなことを思いながらここから10月30日まで思いつくところを改善しては審査依頼を繰り返していました。もちろん、すべてごめんねメールが来るのみです。しかも、審査依頼して1日くらいでごめんねされることもありました。
藁にもすがる思いでコンサルに依頼してみた
自分では、どうやっても合格できないと悟った僕が手をだしたのは、Googleアドセンス審査を合格できるようにサポートすることを商品としているコンサルでした。
3,000円くらいで、僕のサイトを確認しGoogleアドセンス的に問題がある場合や、改善できそうな部分を指摘してくれるよ言うような内容です。(”ココナラ”というサイトで見つけました)
正直、「Googleアドセンス審査に合格するためにお金をはらうのってどうなの?」と思わなくはなかったのですが、あまりに合格的な差過ぎて藁にもすがる思いで依頼していました。
何度か、チャットでやりとりをし指摘を受けたのは以下の内容です。(正直、大した指摘はなく微妙でした・・・)
- 不正なリダイレクト等の確認←問題なし
- 利便性をあげる”関連記事”の設置(サイドバーに人気記事を設置)
- サイト速度を確認←問題なし
- SSL対応でHTTPS化を済ませた
これらの改善点を修正してサイド臨んだ審査でしたが、わずか2日程度で”ごめんねメール”が届いたわけです。しかも、前回一人で挑んだ時と同様に「Googleアドセンスの要件をみたしていません」的な内容のコメントでです。
合格するために払った3,000円は無駄になり、貰ったアドバイスもほとんどは「既にできてます、問題ないです」的なモノばかり。完全に気が抜けてGoogleアドセンスに対する熱が冷めてしまいました。
2020年12月、ついにGoogleアドセンス合格
ココナラでの挫折を味わった後、2020年12月までの半年間は完全にGoogleアドセンスのことを忘れて記事を更新してきました。そして訪れた運命の日、なんとなく再申請してみた審査に合格したんです。
実のところ、この12月は計3回Googleアドセンスの審査を受けています。
- 一度目:12月2日
- 二度目:12月6日
- 三度目:12月29日
この間は、記事の更新のみでGoogleアドセンス対策用のページ変更などは一切していません。そのため、変更があるとすればこの頃に投稿した記事が検索上位に入り、”PV数”が伸びたことのみです。
このことから、先ほど紹介した2019年ごろからの対策をしたうえで、当サイトに足りなかった要素は”サイト自体のアクセス量”だったのではないかと考察したわけです。
実際、Googleは”ウェブマスター向けガイドライン”で次のようなことを話しています。
- 検索エンジンではなく、ユーザーの利便性を最優先に考慮してページを作成する。
- ユーザーをだますようなことをしない。検索エンジンでの掲載位置を上げるための不正行為をしない。
- ランクを競っているサイトや Google 社員に対して自分が行った対策を説明するときに、やましい点がないかどうかが判断の目安です。
- その他にも、ユーザーにとって役立つかどうか、検索エンジンがなくても同じことをするかどうか、などのポイントを確認してみてください。
- どうすれば自分のウェブサイトが独自性や、価値、魅力のあるサイトと言えるようになるかを考えてみる。同分野の他のサイトとの差別化を図ります。
これは、Googleの出しているwebサイトにおける”基本方針”です。見て分かる通り、「正しい方法でユーザーに求められるようなサイトを作ってね」みたいな内容ですね。
当然、これらを守っているサイトは、PV数も伸びると思われます。それに、広告を張っても見てくれる人がいないサイトでは意味がありませんし・・・。
そんなわけで、この12月中にネックだった”PV数”が伸びてくれたおかげで、Googleから価値のあるサイトだと認めてもらえたのではないかと思います。
Googleアドセンス審査に合格してわかったネットの”誤情報”
今回、Googleアドセンス審査に通ったことで、いくつか審査にまつわるネット上の誤情報に気が付きました。
この誤情報の残念なところは、Googleアドセンスに通らないからと気にするあまり、ブログ自体を楽しめなくなる可能性があることです。
それでは、具体的にどんな点が”誤情報”だったのか紹介していきます。
アフィリエイト広告を設置してはいけない
2019年ごろ、Googleアドセンス審査について調べていると「Googleアドセンスは、他社の広告が掲載されているサイトを認めていない」的な内容の情報がごろごろしていました。
で、
今回、Googleアドセンス審査に通った僕のサイトはというと、がっつり広告のせてるんですよね。
- A8アフィリエイト
- もしもアフィリエイト
- Amazonアソシエイト
メジャーな3社から広告を掲載して、収益も少しながら出ている状態でした。
思うに、”広告を載せてはいけない”ではなく。
”広告だらけで内容のない記事はダメ”なのではないでしょうか。たぶん、これであってると思う。(違ったらごめんね!)
実際、”ウェブマスター向けガイドライン”にも、次のようにかかれています。
アフィリエイト プログラムに参加しているサイトが必ずしもすべて内容の薄いアフィリエイト サイトというわけではありません。たとえば、質の高いアフィリエイトは独自の商品レビュー、評価、商品やカテゴリのナビゲーション、商品比較などを提供することで付加価値を加えています。アフィリエイト プログラムに参加する場合、サイトを目立たせて他のサイトと差別化を図るのに役立つ方法がたくさんあります。
ブログを始める人の多くは(特に最近は)、アフィリエイトなどでの収益化を夢見て始める人が多いと思います。記事を書いていれば、広告をはりたくなるものです。
記事の質に気を付けながら、審査と同時進行で掲載してOKです。
日記は書いてはダメ
日記は、最近の審査基準で落ちやすいというのも何度も目にしました。
これについては、”日記を書いてもOK、でも、僕はnoindex設定しました”が答えになります。
結局、日記が問題というよりは、内容の薄いコンテンツが問題なわけで。初めから、Googleにindexされないようにnoindex設定して置けばOKではと考えたわけです。
[sitecard subtitle=関連記事 url=https://kenpilog.org/kurichoro-1114/ target=]
実際、量的には少ないですが2記事ほど日記を書いていますが、特に問題なく合格しました。
なので、たまには日記的な自分の気持ちや何でもないことを記事にしたい場合も、気にせず投稿しちゃっていいんだよってことです。
繰り返しになりますが、Googleアドセンス審査のためにブログ活動を制限して、楽しさを減らしてしまうのはもったいないです。ほんともったいない。
ちなみに、Googleアドセンス以外にもクリック型報酬のサービスはたくさんあるので、以前使っていた2つのサービスについても紹介していきます。
Googleアドセンス審査に通らない人は、他のサービスを使って待つのも手
Googleアドセンスは、代表的な”クリック型・表示型”の広告収入を得る手段なわけですが、実のところ同じようなサービスは他にもあります。
一時期、Googleアドセンスの審査が通らな過ぎて使っていたサービスです。Googleアドセンス程ではないですが、収入の足しになると思います。
nend(ネンド)
アフィリエイトの有名サービス”A8.net”の関係サービスです。
Googleアドセンス程ではないですが、1クリック10円ほどで広告によっては、Googleアドセンスよりも単価が良くなることがあるようです。
Googleアドセンスとの違いは、
- 審査が比較的簡単なこと
- スマホなどのモバイルページのみの利用
こんな感じです。モバイル用の広告のみの取扱いですが、今の時代ほとんどの人がスマホを使ってネットサーフィンをすることを考えればたいしたデメリットではないように思います。
審査は、Googleアドセンス審査に通らなかった時期でも問題なく通過できたので、わりとゆるめです。
気になる人は、いちどここから公式ページにとんでみてください。
忍者アドマックス
先ほど紹介したnend(ネンド)よりもさらに初め易いのがこの”忍者アドマックス”です。
単価は、10円ほどと口コミ的にはnendとさほどかわりませんでした。その他の違いとしては、
- 審査がないのですぐに広告を貼れる
- アダルト広告の取扱いがある
- スマホ・PC両方に対応
こんな違いがあります。
単価的には、さほど違いがなさそうなのですが出せる広告の質などによってはnendの方が高くなりやすいなど傾向があるようです。(ただ、アダルト広告は強力です・・・)
忍者アドマックスは、思い立った今日から始めらるのでとりあえずなんかやってみたい人にもぴったりですね。
というわけで、Googleアドセンスに頼らなくても調べればたくさんの広告サービスがあります。もちろん、紹介した2つ以外にもたくさんあるので気になった方は、このまま下の検索窓から調べてみてください~(ひとまかせ
あとがき
今回思い寄らぬタイミングでGoogleアドセンス審査が通りとても困惑したわけですが、こんなことがあるからこそ思うことが1つ。
Twitterとか見ていると、Googleアドセンスが通らなさ過ぎてブログ自体のモチベーションを失ちゃう人や、記事に対する自信がなくなってそのまま更新が失くなってしまう人がざらにいます。
思い返せば、同時期にブログを始めたと思われるフォロワーさん、ブログ閉鎖してたりでほとんどいなくなっちゃたな・・・。
まとまりのない駄文ですが、この記事を読んで”Googleアドセンスのことは後回しにして楽しくブログ運営していこう”と思ってもらえると嬉しいです。
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