- 猫がおしりを顔につけてくるのは”愛情表現”
- 猫の愛情表現に優しく答えてあげることが大切
- 猫からのサインをどう受け取るかは”あなた”次第
寝転がっていると目の前に”おしり”。
びっくりして起き上がると、何食わぬ顔の猫が…。これは「嫌がらせ?」「おしりを拭いてほしいの?」と困惑してしまった経験ないでしょうか。
我が家の猫たちも、時おり、おしりを顔に近づけてくることがあります。
いったい、どんな心理で行っている行動なのか気になりますね。調べてみました。
この記事では、猫の「顔におしりをつけてくる行動」の裏に隠された、飼い猫の”思い”について調べ、まとめていきます。
飼い猫の不可解な行動に悩む飼い主さん…必見です。

猫がおしりを顔につけてくる理由はなんなのか

猫がおしりを向けてくるあの行動。調べてみると、とてもほっこりする理由がでてきました。
- 信頼している証
- ねこ仲間のあいさつ
- マッサージして欲しい
- 危険から守っている…つもり
見出しだけで、すでにほっこりしますよね。
信頼している証

猫がおしりを向けて休む仕草は、あなたへの「信頼の証」です。
猫は、警戒心のつよい動物。警戒している間は、簡単に背後をとらせたりしません。
そんな猫も、母猫の元で成長していく過程で、母猫を背にして眠るようになるそうです。
これは、「外的に襲われることがない安心感」からの行動。つまり、我々への信頼を行動で示してくれていると読み取れます。
顔におしりがひっついてしまうほど、背後をまかせてくれていると考えれば、なんだかとても嬉しくなりますね。信頼されてる。

背後はわたしにまかせろ!

うーん、あんま信頼できないな

あたいも、まかせる気にはならないわ

…
仲間のあいさつ

猫のおしりの匂いを嗅がせる仕草は、あなたを猫仲間と認めてくれた証。
猫は、おしりの匂いを交換することで、お互いの体調やコンディションを知ることができます。それだけ、体臭には情報がつまっているんです。
しかし、おしりの匂いを嗅ぐ行動は誰とでも気軽にできるわけではありません。
おしりを嗅がれている間は、とても無防備な状態。
つまり、信頼のできる間柄でしか安心して行えない”コミュニケージョン”なのです。
あなたは、飼い猫のに急におしりを向けられて戸惑うかもしれません。そんなときは、優しく撫でてあげると、きっと喜んでもらえますね。

僕は、むしろおしり嗅ぎたい派だからウェルカムだね

勝手に匂い嗅ぎにこないで欲しいよね…

ねー…
マッサージして欲しい

猫がおしりを向けてウズウズしていたら、マッサージを期待しているのかもしれません。
猫のおしり周りには、神経が集中しており、おしり周りをトントンしてあげることで「気持ちいい」と感じます。
うれしいときや、甘えたいときに多い行動です。おしりを顔につけちゃうくらい接近してきたのなら「さわって欲しいよ」の合図。
しっぽの付け根を中心にトントンしてあげてください。おしりをグイグイあげながら気持ちよさそうにしていれば、満足している証拠です。

ぼくは、マッサージ好きだな〜

あたいは、あんまりかな

ねこそれぞれなんやね
危険から守ってくれてる…つもり

猫が背を向けてまわりを注意深く監視していたら、飼い主を守ろうとしているのかも。
この行動は、おしりを向けているというより、飼い主を背にして「敵が来ないか見張っている」と言えます。
母猫が、子猫を守るように、あなたを守ってあげたいと考えての行動です。
この場合、猫はあなたのことを赤ちゃんや小さい子供のような、か弱い存在に見えているのかもしれません。とても微笑ましいですね。
とはいえ、日常生活にそうそう敵が現れることはないでしょう。
そんなときは、一所懸命に守ってくれる飼い猫に「ありがとう」の気持ちをこめて撫でてあげるとよいですね。
でも、おしりが顔につくくらい引いちゃってるのは、「守りたいけど、守ってほしい」そんな葛藤のあらわれなのかも?

猫は、自宅警備員なんだね

なんかその呼び方やだな…
まとめ:なんだかんだ悪い気はしない
猫がおしりを顔につけてくる行動について、調べてみると「なんだかんだ、猫からの愛情」が伝わってきました。
もちろん、じつはもっと別のことを考えているのかもしれないし、単におしりを近づけて嫌がる私たちの反応をみるのが好きなだけかもしれません。(うちの子は、これだと睨んでいます)
でも、もしかしたら「愛情表現」なのかもしれないと思うだけで、朝、目の前におしりがあったとしても「まったく…そんなにぼくのことが好きなのか?」と満足感たっぷりに目覚められます。
きっと、これが大切。
猫の気持ちをすべて理解することは難しいけれど、猫の行動を好意的にうけとめて、受け取った好意を猫にも返してあげる。
そうすることで、毎日が楽しくなると思いました。皆さんはどうですか?ちなみに、ぼくは猫たちのおしりまわりの匂いが大好きです。

最後が変態だったね

そだね…

ねー…



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