- 賞味期限の切れたキャットフードって食べても大丈夫なの?
- 開封前と開封後の賞味期限に違いはあるの?
こんな疑問を解決できる記事になっています。
結論から言うと、賞味期限切れのキャットフードを食べるのはNGです。この記事を読めばその理由に飼い主さんも納得できるはずです!
記事の前半では「賞味期限切れのキャットフードを与える危険性」を解説しつつ、記事の後半では「賞味期限を切らさないようにする対策」を解説しています。
これから紹介するポイントに注意してキャットフードの理解を深めれば、飼い猫に本当に安全な食事を与えれるようになりますよ!
賞味期限切れのキャットフードを与えるのはNG
- 猫がキャットフードを食べなくなる
- 劣化し栄養バランスが崩れてしまう
- 体調を崩してしまう
主に上記の理由で、賞味期限切れのキャットフードを与えるのはおすすめできません。
なぜなら、賞味期限が切れると、風味や食感のにより猫が寄り付かなくなるだけでなく、フードの栄養素が劣化したり下痢や嘔吐の原因になってしまう場合があるからです。
特に、低価格のキャットフードに含まれる人口添加物は劣化することで、より飼い猫の体調に悪影響を及ぼす可能性が高まります。
キャットフードは、できるだけ賞味期限に余裕を持った新しいものを与えるようにしましょう!
賞味期限内のキャットフードも劣化している
賞味期限内であっても賞味期限ぎりぎりのフードはなるべく避けるようにしましょう。
なぜなら、賞味期限内のキャットフード(未開封)であっても本来の品質を保てていない場合があるからです。
- 直射日光にあたる
- 湿度が高い
- 温度変化が激しい
上記のような状況で保存をしている場合、本来の賞味期限よりも早くキャットフードの劣化が進むことがあります。
そのため、できる限り賞味期限には余裕をもって食べきることが安全で美味しい食事の秘訣ですよ!
キャットフードの賞味期限の目安
- 「ドライ」と「ウェット」では賞味期限が大きく異なる
- 「開封前」と「開封後」では賞味期限が大きく異なる
キャットフードの賞味期限は、キャットフードのタイプや状態によって大きく変化します。
それぞれの賞味期限をしっかり覚えて、うっかり賞味期限切れを与えないように注意しましょう!
開封前のキャットフード
開封前のキャットフードは、基本的にパッケージに書いてある賞味期限を見ることで分かります。
購入前には、必ず賞味期限が近くないかチェックするようにしましょう!
ドライフードの場合
人工的な保存料が少ないため安全性は高いですが、賞味期限が切れてはもったいないので買い過ぎないよう注意が必要です。
ウェットフードの場合
ウェットフードは、ドライフードにくらべ賞味期限が長い商品が多い傾向があります。
長期間の保管でうっかり賞味期限を越えてしまわないように注意しましょう!
開封後のキャットフード
開封後のキャットフードは、賞味期限の長さに関わらずどんどん劣化していきます。
基本的に開封後は、なるべく早く食べきるように気を付けましょう!
ドライフードの場合
開封後のドライフードは、およそ1ヵ月ぐらいで猫の食いつきに重要な「ニオイ」や「食感」が失われていきます。
開封後の劣化は、キャットフードの保存方法によって大きくかわるため正しい保存方法でしまっておくことが大切です。
ウェットフードの場合
ウェットフードは開封前の賞味期限は長いのですが、開封後の保存には向いていません。
開封したら当日中に食べきり、当日の保管は冷蔵庫で行うようにしましょう。
開封済キャットフードの賞味期限(対策)
開封後のキャットフードは、開封したタイミングからどんどん劣化が進んでいきます。
これは、主に次のことが原因です。
- 空気に触れて「酸化」する
- 湿気で「しけり」が発生する
上記の原因を予防するためには、次の2つの対策が効果的です!
保管方法を見直す
開封後のキャットフードは、次の点に気を付けて保存することで長持ちさせられます。
- 密閉(真空)容器で保管する
- 乾燥剤を使用する
- 冷暗所に保管する
パッケージに入れたままの保管では、「酸化」や「しけり」に弱く劣化の速度が速くなりがちです。
密閉容器などを使用して鮮度を保つように工夫しましょう!
キャットフードの詳しい保存方法については、コチラの記事で紹介しています。具体的な方法も説明しているので、ぜひ参考にしてみてください!
小分け販売のキャットフードを選ぶ
なるべく小分け販売のキャットフードを選ぶことで、鮮度が悪くなる前に食べきるのもとても有効な対策です。
例えば、次のキャットフードがおすすめです。
≫ 猫の食べ残し問題!小分けのキャットフードにしたら解決しちゃった件【動画あり】
- レガリエ(750g~
- グランツ(500g~
- ヒルズサイエンスダイエットプロ(500g~
上記のキャットフードは、どれもとても品質の良いキャットフードです。(ちなみに、ぼくは値段的にも優しいヒルズシリーズを与えています。)
キャットフードの賞味期限に関わる注意点
続いては、キャットフードの賞味期限にかかわる注意点を紹介していきます。
注意点は、次のとおりです。
- 通販の賞味期限切れフードを買わない
- フリマアプリでの購入はリスクがある
- 過度なまとめ買いは期限切れのもと
それでは、具体的に説明していきますね!
通販の賞味期限切れフードを買わない
楽天などの通販サイトで目にする「賞味期限切れ」のセール商品を買うのはおすすめできません。
ここまで読んでいただくと分かりますが、賞味期限切れのキャットフードには大きなリスクがあります。
- 猫がキャットフードを食べなくなる
- 劣化し栄養バランスが崩れてしまう
- 体調を崩してしまう
安さは魅力的かもしれませんが、同じ安さでも「定期便」や「クーポン」などを利用した割引を利用するようにしましょう。
コチラの記事で紹介しているキャットフードは、初回限定割引や定期便での継続割引が充実しています。気になる方は、チェックしてみてください。
フリマアプリでの購入はリスクがある
- メルカリ
- ヤフオク
- ラクマ
上記のような、フリマサイトでは賞味期限が残ったキャットフードを低価格で販売していることがありますが、購入には注意が必要です。
なぜなら、未開封であったとしてもその保管の方法が適切とは限らないからです。
湿度の高い場所で保管されていたり、直射日光などサイトに掲載された写真だけでは判断付きませんよね。
フリマで安く買えることより、リスクの方が大きいと思います。
過度のまとめ買いは期限切れのもと
安売りやまとめ買いのセールは、キャットフード代を安く抑えるチャンスですが、あまり買い過ぎないように注意しましょう。
セールの場合は、売れ残りで賞味期限が残り少ない場合も少なくないため、賞味期限に特に注意が必要です。
買い過ぎて、食べきれないなんてことのないように注意しましょう!
キャットフードと賞味期限:よくある質問
ここでは、キャットフードの賞味期限にかかわる「よくある質問」について回答していきます。
余ったキャットフードは寄付できるの?
保護団体などへの寄付はとても素敵なことですが、次の点には注意が必要です。
- 賞味期限切れのキャットフード
- 開封済みのキャットフード
上記の場合は、寄付できないケースがほとんどです。
賞味期限が近く心配な場合は、一度該当の団体に確認してみましょう。
賞味期限と消費期限は何が違うの?
賞味期限は「美味しく食べることのできる期間」なのに対し、消費期限は「安全に食べることができる期間」を表しています。
キャットフードの場合は、ほとんどの場合「賞味期限」が記載されていますが、念のためチェックする癖をつけておくと安心ですね!
キャットフードは正しく保管し賞味期限内に食べきろう
上記で紹介した『キャットフードの賞味期限について』を参考にしていただくと、きっと猫ちゃんの食事習慣がより良いものになっていくと思います。
最後にもう一度内容を確認してみましょう。
◆賞味期限切れフードのリスク
→猫がキャットフードを食べなくなる
→劣化し栄養バランスが崩れてしまう
→体調を崩してしまう
◆賞味期限切れ対策
→保存方法を見直す
→小分け販売のフードを選ぶ
◆注意点
→通販の賞味期限切れフードを買わない
→フリマアプリでの購入はリスクがある
→過度なまとめ買いは期限切れのもと
キャットフードは、鮮度が命です!猫ちゃんの健康と幸せな食事を守るためにも賞味期限には十分に注意するようにしましょう♪
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