【誰でも簡単】猫のケージに布をかける!目隠しの効果と実践例

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記事の内容
  • 猫が落ち着いて過ごせる快適なケージには、目隠し布が効果的
  • 我が家は、子猫の時期に使用していました(体験談)
  • SNSで見かけた、すばらしい目隠しアイデアを抜粋して紹介

初めての猫との生活に欠かせないケージ。できるかぎり、快適に仕上げたいと思う飼い主さんも多いですよね。

そんなときに、有効な手段として提案したいのが”ケージに布をかけること”。

簡単なことなのですが、それ以上にメリットの多い工夫なんです。

この記事では、ケージに目隠し布をかける効果を紹介するともに、SNSから抜粋した素敵な目隠しアイデアをまとめました。

少しでも、快適なケージ環境を整えたい飼い主さん必見です。

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目次

猫のケージに目隠しの布をかける効果6つ

この子も、子猫の頃はケージ内で過ごしました。今では、良い思い出です。

猫のケージに目隠しをする効果は、1つではありません。実は、いろいろな面で猫ちゃんに良い影響を与えてくれます。

ケージに布をかける効果
  • 寒さ対策
  • 安心できる居場所をつくれる
  • 刺激を減らし、落ち着かせる
  • 多頭飼いのスムーズな面会準備に
  • 子猫の生活習慣を身に着けさせる

それでは、1つずつ見ていきましょう。

寒さ対策

布をかけることは、冬の寒さを和らげる、防寒対策として効果的です。

猫用ケージは、四方が格子状になっており、冷たい風が入り込みやすく、このままでは中にいる猫ちゃんが寒い思いをしてしまいます。

四方を布で覆うことで、冷たい風が吹き込むのを防ぎ、暖かい空気を逃さない効果があります。

このとき、暖かい空気は上に向かって移動するため、天井を含めて布で覆うのがおすすめです。

安心できる居場所をつくれる

ケージのまわりを布で覆うことで、中にいる猫ちゃんは安心感を感じることができます。

猫は、狭いまわりに壁がある場所を好みます。これは、猫の本能による行動だそうです。

狭い場所は、猫にとって狩りをするときの待ち伏せ場所であり、外敵から見つからず安心してすごせる場所でもあります。

こうした環境を好む猫ですから、ケージのまわりに布を巻いてあげることが”安心”に繋がるのです。

刺激を減らし、落ち着かせる

あなたの猫がまだ子猫なら、落ち着いて休んでもらうためにも、ケージに布をかけてあげてください。

子猫は、一日の半分以上を寝て過ごすことで、健康にすくすくと成長していきます。

しかし、子猫は好奇心が旺盛。ケージのまわりで動く飼い主や、テレビの音など、些細なことでも興奮してしまいます。これでは、ゆっくり寝てくれませんね。

ケージのまわりを布で視覚的に覆うことで、外からの刺激を抑え、ゆっくり休める環境を整えることができます。

自然界とは違い、人間界は刺激的すぎるのかもしれません。

多頭飼いのスムーズな面会準備に

もし、すでに先住猫が住んでいるのであれば、ケージを布で覆うことで”急な衝突”を防ぐことができるかもしれません。

先住猫にとって、新入りの猫は”不審な猫”です。知らぬ間に現れた侵略者のように感じているかもしれません。

いきなりの顔わせは、喧嘩やストレスの原因になります。

初めは、部屋を分けるなど、物理的に接触できない環境で慣らしましょう。そして、少し慣れてきたら、布で覆ったケージ越しのに対面させるのです。

このように、少しづつ慣らしていくのが多頭飼い成功の秘訣です。

子猫の生活習慣を身に着けさせる

先程も少しふれましたが、子猫は好奇心が旺盛です。些細なことでも、好奇心をそそられて興奮してしまいます。

そして、昼夜を問わず「にゃーにゃー」と元気いっぱいに遊ぼうとするかもしれません。

でも、いつまでもこのままでは困りますよね。私たちと猫がお互いに快適に暮らすには、生活のリズムをある程度あわせる必要があります。

ケージを布で覆うことで「もう、寝る時間だよ」と教えてあげましょう。

繰り返すことで、夜中はゆっくり眠り、昼間から夕方に起きるように覚えてくれます。

災害時の避難に慣れる

もしも、災害に巻き込まれたら…。そんなときのために、ケージに慣れさせておくことが大切です。

Tweetは、環境省がつぶやいた「ペットの災害対策」に関するもの。

災害時の避難では、ケージに入れて避難するのが一般的です。そして、そのとき周りからのストレスを抑えるため布を巻くのです。

日常的に、布で覆ったケージを使用することで、避難時の環境変化を減らすことができます。

安心できる臭いが染み付いた布なら、猫ちゃんもいくらか安心して過ごせます。

我が家は子猫を慣れさせるときに使用しました

先住猫たちとの面会まで、全体をしっかり覆っていました

我が家では、今までに3匹の猫を子猫の頃に迎えました。その3匹すべてで、ケージでの生活を経験しています。

そして、どの子もケージにブランケット(UNIQLOで購入した温かい厚手のやつ)を巻いていました。目的は、以下の3つ。

  • 寒さ対策
  • 多頭飼いの面会準備
  • 安心して休める場所づくり

たまたま、涼しい季節に迎えることが多く、ケージを布で覆うことで暖気が逃げないように対策していました。そして、居場所づくりのためにベッドまわりを中心に覆っていました。

初めは、全体を覆っていましたが、少しづつ面積を減らしたかんじです。

一部だけ、布で覆うスタイルに変更したところ

このとき、なぜケージ全体をまんべんなく覆わなかったかというと、覆うと寂しがって「にゃーにゃー」と鳴くようになったからです。(寂しかったのかは、私の想像です笑)

少し隙間をあけてあげることで、安心するのかゆっくり休んでくれるようになりました。

おそらく、猫ちゃんによって個人差があるでしょう。全体をまんべんなく覆うほうが、気が休まる子もいれば、そうでない子(うちの子のように)もいるのだと思います。

猫用ケージに布をかけるときの注意点

猫用ケージに布をかけるときに気をつけるべき点についてまとめました。

実際、ケージを使っていたときに気にしていたことです。参考になれば嬉しいです。

布をかける注意点
  • 布の誤飲や引っ掛かり
  • 適度に換気ができるように
  • 心地よい程度の光が入る環境

布の誤飲や引っ掛かり

私が、布をかけるにあたって一番に心配したのが”誤飲・ケガ”です。

ケージを覆う布を猫ちゃんが誤飲してしまったり、解れた糸が絡まってケガをすることは避けなければいけません。

実際、猫は布がゆらゆら動くのに気を取られ、爪でひっかくこともしばしば。

丈夫な布を使用するのはもちろん、危険な部分がないか定期的に確認することをおすすめします。

適度に換気ができるように

厚手の布を使用する場合、ケージを覆いすぎて空気が悪くならないように注意しましょう。

窒息することは、そうそうありませんが、定期的な換気は必要です。個人的には、適度に隙間をあけて覆うのが良いと考えています。

心地よい程度の光が入る環境

朝も昼もケージ内が暗いのは、良い環境とは言えません。

閉鎖的な空間に閉じ込められることは、猫にとってもストレスになります。

昼間は、ケージの布を外すなど、メリハリのある使い方が必要です。

私は、ベッドまわりを厚めのブランケットにし、まわりは薄めの光をとおす布にしていました。

猫によって、正解は異なると思いますが、参考になればさいわいです。

SNSで見つけた猫用ケージの目隠しアイデア3選

SNSで調べてみると、たくさんの飼い主さんが工夫をこらした目隠しアイデアを披露してくれていました。

私は、ブランケットを巻いただけだったので、「こうすればよかった…!」がいっぱいです。

いくつか、抜粋して紹介していきます。

すだれを使って風流な目隠しカーテン

100均などで売っている“すだれ”を使った目隠しです。

しっかり、目隠しになりつつも、程よく隙間が空いているので、夏場などに空気がこもらずに良いかんじです。

この写真では、背面のみにつかっていますが、寝床スペースをぐるっと囲む形で使っても良さそうですね。

猫ちゃんが遊んでしまう場合の耐久性が、気になるところですが、適度に交換すれば問題なさそう。

すだれのような布で圧迫感のない目隠しカーテン

薄めの布を“すだれ風”に垂らした目隠し

布に切れ間があって、隙間から外がチラチラと見えるのがポイントだと感じました。

隙間がある分、全体を覆った場合でも、空気がこもりません。それに、隙間からチラチラ外が見える分、猫ちゃんも退屈せずに過ごせるのではないでしょうか。

カーテンフックできれいにまとまる目隠し

カーテンフックを利用した目隠し。これ、ほんと画期的だと思いました。

「ケージにカーテン(目隠し)をつけよう」って思って、大きめの布を用意していた私にしてみれば、「カーテンをシンプルにつければよかったのか!」と目からウロコです。

カーテンも遮光カーテンか、レースカーテン?でどちらを選ぶかで、目的に合わせて差別化も可能。大きめのケージを使用してる人にピッタリですね。

猫用ケージのお悩みを解決!

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