- キャットタワーを使ってくれない原因を6つ紹介
- 実は、キャットタワーに登らない猫もいる
- キャットタワーに早く慣れてもらうための対策を5つ紹介
せっかく用意したキャットタワー。猫ちゃんに使ってもらえないと少し寂しいですよね。
私も、今までに購入した4つのキャットタワー。それぞれで、なかなか使ってもらえず焦った経験があります。
この記事では、猫ちゃんがキャットタワーに登ってくれない原因とその対策についてまとめました。
我が家のキャットフード紹介
「健康志向のキャットフードが気になるけど、飽きないか心配」なあなたへ
このフードは、フランス産のこだわり抜いた原材料を使用し、猫ちゃんにずっと元気でいて欲しい飼い主に選ばれています。
しかも、3つの味でフードローテーションできるから飽き性の猫ちゃんでも安心。
毎日、モリモリご飯を食べる猫ちゃんを眺めながらグッと幸せを嚙み締めませんか?
しかも、今なら1袋980円。
いつでもキャンセルOKです
全年齢対象だから多頭飼いにもオススメ
キャットタワーに登らない原因
猫ちゃんがキャットタワーに登らない原因は、1つではありません。
キャットタワーの問題から、猫ちゃん自身の性格の影響までさまざまです。
- 新しいものに警戒している
- 素材が気に入らない
- 設置場所がよくない
- まだ興味が湧いていないだけ
- 危険(トラウマ)を感じている
- サイズが年齢に合っていない
キャットタワーに登ろうとしない原因について、詳しく紹介していきます。
ぜひ、猫ちゃんがどの理由に当てはまるか想像しながら読んでみてください。
新しいものに警戒している
新しくキャットタワーを購入したばかりのとき、近くに寄るけど登らない、遠くから様子を見ている、こんな行動をみせることがあります。
これは、新しいキャットタワーに警戒しているのかもしれません。猫は、新しいものに警戒する“ネオフォビア”という習性を持っています。
未知のものを警戒する(新しいものを怖がる)のは、「ネオフォビア 」と呼ばれる兆候で、猫だけではなく多くの動物が持っている特徴です。
Sippoより引用
この習性により、危険を察知し生き残ってきたのです。新しいキャットタワーは、猫ちゃんにとって“未知”の存在。
慣れるのには、少し時間が必要です。
素材が気に入らない
キャットタワーに使われる素材は、布、木、プラスチックなど様々です。
また、同じ布の素材の中でも、モコモコした毛足の長い素材、ツルッとしたフェルト素材など種類が豊富です。
猫によっては、こうした素材の中に“好き”“嫌い”が存在する場合があります。
苦手な素材を使用したキャットタワーには、なかなか近寄りません。
キャットタワーを用意する前に、猫ちゃんの好みを確認しておきましょう。
設置場所がよくない
キャットタワーの設置場所が、猫が気に入る場所でない場合、使ってくれないことがあります。
- 騒がしくて安心できない場所
- 外の景色が見えない場所
- 寒すぎるor暑すぎる場所
猫がよく過ごす部屋や、眺めのよい窓際など、猫が気に入りやすい場所にキャットタワーをおくことで登ってくれやすくなります。
ただ、猫ちゃんが気に入る場所を探して頻繁に設置場所を変えるのはやめておきましょう。
猫は、“環境の変化”をあまり好まない動物。1週間〜2週間は同じ場所で様子をみましょう。
その間に、猫ちゃんが気に入ってくれそうな場所を考えてあげるとよいですね。
まだ興味が湧いていないだけ
猫がキャットタワーに登ろうとしないのは、まだ興味が湧いていないだけかもしれません。
猫といえば、キャットタワーで喜んで遊ぶイメージが強いという人も多いですよね。
でも、猫ちゃんによっては、キャットタワーに興味を示さない子もいます。
それは、すでにお気に入りの場所を見つけていたり、キャットタワーでの過ごし方を知らないなど理由はさまざま。
性格がおとなしい猫ちゃんで、すぐに興味を示さないだけということもあるかもしれません。
飼い主である私たちは、あせらずゆっくり見守ってあげることが必要ですね。
危険(トラウマ)を感じている
過去に、キャットタワーに関わる“嫌な経験”をした猫ちゃんは、近寄らなくなる場合があります。
これは、危険から身を守る“本能”による行動です。
キャットタワーに警戒心を持っている猫を、無理に登らせようとするのは逆効果。無理はせず、猫ちゃんのペースにまかせて見守ることが必要です。
無理のない範囲で、おもちゃで遊ぶ、おやつを食べるなど、楽しい経験をさせてあげると良いですね。
サイズが年齢に合っていない
子猫やシニア猫の場合、ステップの高さが高さぎるなど、サイズが合っていないことでキャットタワーを使ってくれなくなることがあります。
身体が小さい子猫や、足腰が弱ってくるシニア猫には、ステップの高さが低いキャットタワーの方が適しています。
無理に大きなキャットタワーを設置せず、猫ちゃんにあったサイズのキャットタワーを置くようにしましょう。
キャットタワーに登らない猫もいる
猫といえば、キャットタワーで元気に遊んだり、ゆったり過ごすイメージがありますが、中にはまったく興味を示さない猫もいます。
これは、猫ちゃんの“個性”です。
人間にも、いろんな好みの人がいるように、猫にもいろんな好みがあるわけです。
キャットタワーで元気に遊ぶ姿を見れないのは少し寂しいかもしれません。
それでも、猫ちゃんの“個性”を尊重して、気長に待つようにしてあげてください。気がついたら、いつの間にかキャットタワーを使ってくれるかもしれません。
キャットタワーに登ってくれないときの対策
せっかく用意したキャットタワー。できることなら、猫ちゃんに喜んで使ってほしいですね。
そこで、猫ちゃんがキャットタワーを使ってくれないときの対策をまとめました。
- 興味が湧くまで時間をかけてあげる
- 猫の好きな素材を選ぶ
- 猫が安心できる快適な場所に設置する
- 安定したキャットタワーを設置する
- 猫にあったサイズのキャットタワーを選ぶ
キャットタワーをすでに購入した人も、これから購入する人も、ぜひ参考にしてみてください。
興味が湧くまで時間をかけてあげる
猫が、新しいものに警戒や興味を示さないことは、よくあることです。
時間が経つごとに、嗅ぎ慣れた安心できる匂いがうつり、少しづつ慣れていきます。それまでは、気長に待ってあげてください。
初めは、警戒心から興味が薄かった猫ちゃんも、慣れるにつれ好奇心を持つかもしれません。
タイミングを見計らって、おもちゃなどで誘ってあげるのもいいですね。
「気がついたら、キャットタワーの上で昼寝をしていた」なんて話もよく耳にします。焦らず、猫ちゃんのペースに任せることが重要です。
猫の好きな素材を選ぶ
キャットタワーの素材を、猫ちゃんの好みに合わせてあげましょう。
- 木製
- 布製(毛足短め)
- 布製(毛足長め)
- プラスチック製
- 爪とぎの有無
猫によって、木製の硬いステップが好きな子、ふわふわの布製のステップが好きな子など、好みは様々です。
キャットタワーを購入する前に、猫ちゃんの好みを調べておきましょう。
猫ちゃんの好みを知るためのヒントは、普段の生活から手に入れることができます。
- 休んでいる場所の素材
- お気に入りのベッドの素材
- 良く遊んでいる場所の素材
普段の生活を良く観察して、猫ちゃんの好みを把握しておくと、キャットタワー選びも迷わずにすみそうです。
猫が安心できる快適な場所に設置する
キャットタワーを設置する場所も、非常に重要なポイントです。
猫ちゃんがよく休んでいる場所、外の景色がよく見える景観の良い場所など、猫が好みやすい場所に設置するようにしましょう。
- 窓際
- 高さの近い家具の横
- 日当たりの良い場所
猫ちゃんの普段の行動をよく観察し、よく過ごしている部屋の中で設置できる場所を探すのがおすすめです。
安定したキャットタワーを設置する
キャットタワーがぐらぐらしたり、傾いていたり、安定性に不安がある場合は注意が必要。
安全面はもちろんですが、安心して過ごせない場所では、猫ちゃんもゆっくり休むことができません。
据え置き型のキャットタワーの場合は、土台の面積が広く、土台に十分な重さがあるもの。
突っ張り棒型のキャットタワーの場合は、天井までの高さがタワーのサイズに合っていて、上り下りの際にぐらつきがないもの。
猫ちゃんが安心して身を預けられるキャットタワーを選ぶようにしましょう。
また、設置した後も、定期的に安定性をチェックし、安全に過ごせるようにメンテナンスをすることが重要です。
猫にあったサイズのキャットタワーを選ぶ
猫が登るときに負担が少ない範囲で、キャットタワーのサイズを選びましょう。
キャットタワーの足場が高すぎると、猫の上り下りに負担がかかり過ぎ、キャットタワーを使わなくなる原因になります。
猫ちゃんの様子を見て、足場の位置が高すぎるようであれば、台を足すなど登りやすい工夫をしてあげてください。
また、子猫やシニア猫の場合、成猫にくらべ無理なく登れる高さが低くなります。
子猫用やシニア猫用の高さの低いキャットタワーを選ぶことで、安全で猫ちゃんにも満足してもらえるようになります。
猫がキャットタワーに登らない!使ってくれない原因と対策:まとめ
猫ちゃんがキャットタワーに登らないときに考えられる原因は、次のとおり。
- 新しいものに警戒している
- 素材が気に入らない
- 設置場所がよくない
- まだ興味が湧いていないだけ
- 危険(トラウマ)を感じている
- サイズが年齢に合っていない
そして、キャットタワーを使ってもらうための対策は、次のとおり。
- 興味が湧くまで時間をかけてあげる
- 猫の好きな素材を選ぶ
- 猫が安心できる快適な場所に設置する
- 安定したキャットタワーを設置する
- 猫にあったサイズのキャットタワーを選ぶ
新しいキャットタワーを買っても、なかなか使ってもらえないと焦りますよね。
私は、今までに4つキャットタワーを購入していますが、その度に数日、長ければ数週間ほど使ってもらえず焦っていました。
でも、結果的に今は全てのキャットタワーを使ってもらえていて満足です(笑)
上記の点に気をつけながら、気長に待つことが重要だと感じています。焦っても、焦りが猫たちに伝わるだけで良いことなんてないですからね。
「猫たちが喜んでくれたらいいな〜」ぐらいの気持ちで、リラックスして様子るのがおすすめですよ。
コメント