【実例あり】キャットウォークで失敗しないための6つのコツ【後悔しないために…】

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記事のポイント
  • キャットウォークのよくある失敗を押さえれば対策ができる
  • 項目別にキャットウォークを設置する際のコツを紹介します
  • 気になる設置の費用と作成例をまとめました

せっかくキャットウォークを用意したのに、「使ってくれない」「事故を起こしてしまった」これでは悲しすぎますよね。

この記事では、キャットウォークに関係する「失敗」について、SNS等を活用し徹底調査してみました。

キャットウォークをつくるからには、猫も飼い主も満足したい。私も飼い主の一人として今後の参考になりましたので、ぜひ読んでみてください。

ちなみに、壁に傷をつけずにキャットウォークを作る方法についてもまとめています。あわせてどうぞっ。

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目次

キャットウォークでよくある失敗とは

キャットウォークに関係する「失敗」は、主に次の項目に分かれます。

キャットウォークのよくある失敗
  • 強度不足で壊れてしまう
  • 手入れがしにくい
  • 使ってもらえない
  • 猫が落下してしまう
  • 思わぬ場所に猫が行き来するようになる

これらは、すべてキャットウォーク作成の段階で対策することが重要なものばかり。

まずは、どのような点で失敗してしまうのか見ていきましょう。

強度不足で壊れてしまう

手作りのキャットウォークでよく起きる失敗が、強度不足による破損です。

猫の登り下りには、ステップに対し体重以上の重さがかかります。これにより、耐えきれなくなったキャットウォークが破損したり、固定した壁が破れてしまうなどの事故が発生するのです。

キャットウォークを作成する手軽な方法として、書籍や小物を飾るブックシェルフを代用することがありますね。私も、以前この方法を試そうか検討していました。

こうした、用途外の商品などで自作する場合、耐荷重が猫の体重より重いからといって安心してはいけません。必ず、事前に耐久度のチェックが必要です。

手入れがしにくい

キャットウォークのステップが高い位置にありすぎると、手入れがすごく大変です。

キャットウォークというと、壁の高い位置、天井の付近を猫が移動できるような設計のイメージがあります。

自由に移動する猫ちゃんに満足感を覚える飼い主さんも多いのではないでしょうか。

でも、高い位置の掃除はすごく大変です。積もったホコリであれば、ハタキなどで簡単に落とせます。でも、毛玉の嘔吐など拭き掃除が必要な場合はそうも行きません。

キャットウォークの設置前に、手入れをするときはどのように行うかも考えてから設計することをおすすめします。

使ってもらえない

力作のキャットウォークや高価なキャットウォークを設置しても、必ず使ってくれるとは限りません。

猫は、気まぐれな動物です。興味がわかなければ使ってくれませんし、何か気に入らないことがあれば見向きもしません。飼い主に気を使って遊んだりはしてくれないのです。

そんなとき、私たちはどんな気持ちになるでしょう?悲しいですよね。

でも、猫ちゃんが使ってくれないことも覚悟して置く必要があります。

もちろん、猫ちゃんが気に入ってくれるように工夫することはできます。猫が気に入るキャットウォーク(タワー)の条件についてまとめた記事を参考にしてみてください。

猫が落下してしまう

キャットウォークに興奮した猫ちゃんが、落下してケガをしてしまうことがあります。

楽しそうに遊ぶ猫ちゃんも、一度キャットウォークで怖い思いをすることで、2度と使わなくなってしまうことも。

ケガも怖い思いをさせるのも防いであげたいですよね。

キャットウォークの事故は、安全対策が十分になされていれば防げる可能性がグッと高まります。

ステップの材質や幅、キャットウォーク周りの状況など安全に対して最大限に配慮して上げる必要がありますね。

詳しい項目ごとの安全対策は、記事の後半で紹介していきます。

思わぬ場所に猫が行き来するようになる

キャットウォークを使って、猫が思わぬ場所に行き来するようになるかもしれません。

小物やインテリアが飾られた棚や、食料品を保管してある棚など、普段は届かない場所にも注意しましょう。

猫のジャンプ力は思った以上に強力。ギネス認定された猫では、213cmの距離を飛ぶことができたそうです。

猫による最長ジャンプは213.36cmで、2018年1月30日にアメリカ・カリフォルニア州のビッグサーで、Waffle the Warrior Cat(アメリカ)が達成した。

ギネスワールドレコード

これは、キャットウォークから他の棚に飛び移るのに十分なジャンプ力ですね。

猫ちゃんの行動範囲が広がっても問題ないように、あらかじめ小物を片付けるなど、対策をするようにしましょう。

キャットウォークで失敗しないためのコツ

上記のキャットウォークの失敗例をふまえ、猫ちゃんに優しく喜んでもらえるコツについてまとめました。6つの項目に分けて、項目ごとに紹介していきます。

キャットウォークで失敗しないコツ
  • 高さ・ステップのサイズ:猫の体格や年齢に合わせて
  • 本体の強度:猫の体重、運動時の安全性に配慮して
  • 素材:ステップは、滑りにくい素材で安全に
  • 組み立て方法:何人で組み立てるのか、材料、工具は揃っているか
  • 手入れのしやすさ:設置後の手入れを考えて可能な範囲で
  • 設置場所:猫がよろこぶ場所にキャットウォークを設置しよう

安全性に関係のある「高さ・ステップのサイズ」と「本体の強度」については、より詳しく紹介しています。ぜひ、参考にしてみてください。

高さ・ステップのサイズ:猫の体格や年齢に合わせて

キャットウォークの高さは、使用する猫の年齢(子猫・成猫・シニア猫)、体格(標準・肥満)によって変えてあげるとよいでしょう。

とくに、子猫やシニア猫の場合、ステップの間隔が広がりすぎると登ることができないことがあります。

無理に登ろうとして落下や爪を痛めるなど、事故の危険性もあるため注意しましょう。

キャットウォークの建設も手掛けているリノベ不動産の公式ページによると、階段状に設置する場合、20cm間隔ぐらいが目安になるようです。

階段状に配置する場合、ジャンプしなくても届くように20cm程度にとどめます。20cm程度であれば、小さな子猫や老猫も安全に上り下りすることができます。ステップ状に配置する場合は、ジャンプして届くように高低差を50cm程度で設定します。

リノベ不動産

また、ステップのサイズは、およそ25cmを目安に作成するのがおすすめです。ちょうど、ティッシュの箱2つ分くらいの幅ですね。

市販のキャットウォークですが、少し足りないくらいですかね。今のところ、多頭飼いでも問題なしです。

猫が安全に移動できる幅であり、多頭飼いの場合のすれ違うことができる幅でもあります。少し、太めに感じるかもしれませんが、安全性には気を配りたいですね。

飼い猫がまだ子猫の場合、体格が成猫に近づく生後7ヶ月くらいまでは、キャットタワー(ウォーク)は待ったほうが安心して遊んでもらうことができます。子猫のキャットタワー(ウォーク)デビューについては、こちらの記事で詳しく紹介しています。

本体の強度:猫の体重、運動時の安全性に配慮して

キャットウォークの安全性を確保するうえで、非常に重要なポイントが”強度”です。

キャットウォークの強度を測るために、参考になるのが”耐荷重”。

耐荷重とは、実際に商品にかけてもよい最大の荷重のことです。

市販のキャットウォークを調べると、およそ耐荷重15kgが多いようですね。

小物などを設置することを目的としたウッドシェルフには、耐荷重が低いものも少なくありません。DIYに挑戦する際は、注意が必要です。

ちなみに、一般的な室内壁の場合、耐荷重は10kgと言われています。

キャットウォークの用途には、耐荷重10kgでは足りないため、より丈夫な下地(間柱)を探し、下地に固定する必要があります。

この作業が、素人である私たちには少しハードルが高く感じますね…。

DIY初心者の方は、ラブリコなどを利用した柱への固定がおすすめです。ラブリコの場合、耐荷重は柱1本あたり20kg。キャットウォークには十分です。

ラブリコの耐荷重
  • ラブリコ2×4の耐荷重
  • ライト:15kg
  • 樹脂:20kg
  • アイアン:20kg
  • 強力:40kg

ラブリコ公式より

参考:棚板の耐荷重の計算サイト

素材:ステップは、滑りにくい素材で安全に

キャットウォークのステップ部分が、滑りにくい素材のものを選びましょう。

勢いよく登った際に、滑って転落してはとても危険です。DIYの場合は、貼付けタイプのカーペットなどを貼るだけでも、滑り止めに効果的です。

組み立て方法:何人で組み立てるのか、材料、工具は揃っているか

キャットウォークの組み立ては、市販品、DIY問わず、かなり重労働です。

作成に取り掛かる前に、作り方をよく調べ、作成が本当に可能かどうか確認することをおすすめします。

また、DIYの場合は、作成に工具が必要な場合も少なくありません。材料費以外にも、工具を揃える費用も必要なことを念頭においておきましょう。

手入れのしやすさ:設置後の手入れを考えて可能な範囲で

キャットウォークを設置するときは、手入れしやすい高さに設置するようにしましょう。

キャットウォークの手入れは、ホコリ以外にも、金具の緩みのチェックや毛玉の拭き取りなど、意外と重労働。

手入れが困難な場所にステップを設置してしまうと、キャットウォークの痛みの原因や事故の原因にもなります。

必ず、手入れをすることも見据えた設置場所を選びましょう。

設置場所:猫がよろこぶ場所にキャットウォークを設置しよう

せっかく、キャットウォークを設置するのです。猫ちゃんが喜ぶ場所に設置してあげましょう。

普段のお気に入りの場所に設置すれば、設置後にスムーズに使ってくれる可能性がグッと高くなりますよ。

おすすめの設置場所
  • 窓際
  • 壁際
  • 高さの近い家具の横
  • リビングなど日々を過ごす部屋
  • エアコンの風が直接あたらない場所

キャットウォークを設置する方法と費用

キャットウォークの設置例とおよその費用について紹介していきます。これで、具体的なイメージが湧きやすくなりますよ。

市販の突っ張り棒型のキャットウォーク

天井に突っ張り棒で肯定するタイプのキャットウォークです。

完成品の購入のため、簡単に設置できるうえ、安全性も確保でき、安心して使用することができます。

費用は、材質やサイズによって幅がありますが、10,000円〜20,000円くらいが相場です(Amazon調べ)

DIYでオリジナルのキャットウォークを自作する

ラブリコ等で突っ張り棒型のキャットウォークを自作する方法です。

シンプルなデザインから、好みのデザインまで幅広く作れます。また、DIYに慣れてこれば部屋のスペースに合わせて無駄のない配置も可能ですね。

費用は、材料費のみで考えるとおよそ10,000円程度で作成できそうです。

材料の種類や、キャットウォークのサイズなどで変わります。

主な材料(柱2本・棚板4枚)
  • ラブリコ:1,000円×2
  • 柱(ツーバイフォー材):1,500円×2
  • 棚板:1,000円×4
  • 棚受(金具):必要数

家具との併用でキャットウォーク風に仕上げる

家具の配置を工夫することで、キャットウォーク風に仕上げることができます。

すでに持っている家具を利用することで、費用を抑えることができ、非常に低コストで揃えることができます。

また、費用面を気にしなければ、おしゃれな猫家具も選択肢に入ります。スペースを有効活用することができ、

キャットウォークで失敗しないための6つのコツ:まとめ

キャットウォークで失敗しないためのコツについて、項目ごとに紹介していきました。

キャットウォークの設置を考えている飼い主さんの参考になれたでしょうか?

キャットウォークで失敗しないコツ
  • 高さ・ステップのサイズ:猫の体格や年齢に合わせて
  • 本体の強度:猫の体重、運動時の安全性に配慮して
  • 素材:ステップは、滑りにくい素材で安全に
  • 組み立て方法:何人で組み立てるのか、材料、工具は揃っているか
  • 手入れのしやすさ:設置後の手入れを考えて可能な範囲で
  • 設置場所:猫がよろこぶ場所にキャットウォークを設置しよう

この記事の作成過程で、キャットウォークを自作する場合の”耐久度”について調べました。中々にハードルが高く感じました。

壁に穴をあける方法で設置する場合、壁の柱(下地)の部分にネジをうつ必要があるわけですが、このことを知ってる人ってどれくらいいるのでしょう?

十分な耐久度を確保できないキャットウォークの原因は、主にこれなのかもと思ってしまいました。

やはり、私がキャットウォークに挑戦するとしたら、ラブリコなどの柱を自作しての作業になりそうです。

もしくは、猫家具での併用ですね。DIYの能力をもっと欲しいと切実に思いました(笑)。

みなさんは、どうでしょうか?ぜひ、コメントで教えてもらえると嬉しいです。

キャットタワー(ウォーク)のお悩みを解決!

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