猫にとって欠かせない行動の1つである爪とぎ。
猫を飼っていると、飼い猫のために市販の爪とぎを購入する機会も多いですよね。
その際、市販の爪とぎには「マタタビ粉」が付属していることがあります。
猫といえばマタタビですが、使ってみるといつもと違う飼い猫の様子に驚いたり、心配になることもあります。
そこで、この記事では、猫用爪とぎに付属するマタタビ粉の使い方や注意点についてまとめてみました。
また、マタタビ粉を使用するメリットについても紹介していますので、ぜひ参考にしてください。
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猫用爪とぎに付属するマタタビ粉のメリット
爪とぎに付属しているマタタビ粉は、用法用量を守って使用すれば猫ちゃんにとっても、メリットの多いモノです。
マタタビは、猫にストレス解消効果、リラックス効果、活動的になる効果など、良い影響を期待できます。
また、爪とぎに使用することで、以下のような効果も期待できます。
- 爪とぎのしつけに効果的
- 新しいモノへの警戒感を和らげる
- 猫のストレス発散につながる
順番に見ていきましょう。
爪とぎのしつけに効果的
マタタビは、爪とぎのしつけに利用することで、効果的に猫に爪とぎの場所を教えることができます。
マタタビの香りには、猫を惹きつけ興奮やリラックスさせる効果があります。
マタタビ粉を使うことで猫が新しい爪とぎに興味を持ち、しつけを効果的に行うことができます。
マタタビの猫を引き付ける効果で、手軽に爪とぎに誘導できるため、誰でも非常に簡単にしつけを行えるのが良いところです。
新しいモノへの警戒感を和らげる
新しい爪とぎを警戒して、なかなか使ってくれない猫ちゃんの警戒心を和らげる効果が期待できます。
猫によっては、新しいモノへの警戒心から爪とぎを使ってくれないことも少なくありません。
マタタビ粉を使用することで、猫ちゃんをリラックスさせ、スムーズに爪とぎを使ってもらう効果が期待できます。
警戒心から来るストレスの軽減にも期待できるので、慎重な猫ちゃんにオススメです。
猫のストレス発散につながる
猫にマタタビを与えることで、ストレスを軽減する効果が期待できます。
マタタビに含まれる成分が、猫の脳内で反応し幸福感をもたらすことで、ストレスを解消に効果が期待できます。
また、マタタビには猫を興奮させる効果もあるため、おもちゃ遊びと併用することで、運動量を増やしやすくなります。
ご褒美やスキンシップの一貫として、マタタビを使用することで、より生活にメリハリをもたせることができますね。
爪とぎに付属するマタタビ粉の使い方
使い方は簡単で、爪とぎの表面に少量のマタタビ粉をまぶすだけです。
爪とぎに付属しているマタタビ粉は、全て使用するには多すぎることが多いため、猫の様子を見ながらほんの少しづつまぶしてあげましょう。
目安としては、耳かき1杯分くらいで十分なことが多いようです。
ただし、猫によってはマタタビに反応しない場合もあるため、効果がない場合は他の方法を試してみることも大切です。
また、マタタビ粉の過剰摂取は健康に良くない影響を与えることがあるため、適量を守って使用することが重要。何事もうやり過ぎは注意ということですね。
ちなみに、我が家の猫たち、ほんの少しマタタビ粉をかけただけでも十分すぎるくらい効果がありました。
身体をくねくねとさせながら、爪とぎに夢中になる様子がなんとも可愛いです(笑)
我が家の場合、新品の爪とぎにマタタビ粉を使用してから、余ったマタタビ粉は捨ててしまっています。
あくまで、新しい爪とぎに慣れてもらうためのきっかけとして使用している感じです。
猫用爪とぎに付属するマタタビ粉を使う際の注意点
爪とぎのしつけ等、メリットも多いマタタビですが、使い方には注意が必要です。主な注意点は、以下のとおりです。
- 猫にマタタビを与えすぎない
- 爪とぎを噛んだり、食べるときには注意
- 子猫や老猫には使用しない
上記の点に注意して、使うようにしてください。
猫にマタタビを与えすぎない
猫にマタタビを与えるときは、過剰に与えないように注意しましょう。
マタタビには猫を興奮させる成分が含まれているため、過剰摂取は猫にとって有害です。
また、猫が暴れたり、嘔吐や下痢を起こすことがあります。
適切な量と頻度で与えて、猫の健康を害さずに楽しい時間を過ごしましょう。与える量の目安は、以下のとおりです。
- 1回に与える量は、0.5g程度(耳かき1杯〜半量くらい)
- 週に多くても2回程度に留める
- 初めての猫は少量から試す
爪とぎに付属しているマタタビ粉は、全て使うと多すぎる場合が多いです。
使い切ることを考えず、必要な範囲で猫に与えるようにしましょう。
爪とぎを噛んだり、食べるときには注意
爪とぎにマタタビ粉を振りかけると、猫が爪とぎを噛んだり、舐めたりしてしまうことがあります。
また、猫ちゃんの中には、細かくちぎった爪とぎを飲み込んでしまうこともあるため危険です。
そんなときには、少し落ち着くまで爪とぎを離したり、マタタビ粉の量を減らすなど、調整してあげるようにしましょう。
マタタビ粉を使用する際は、近くで飼い主が見守ってあげてください。
子猫や老猫には使用しない
マタタビは刺激が強いため、子猫や老猫には与える際は注意が必要です。
特に子猫は神経系が未発達であるため、過剰な興奮や不安定な行動を引き起こすことがあります。
嗅覚と神経系が十分に成長した、生後6ヶ月~1才以降を目安に与えるようにしましょう。
また、老猫は体力が低下しているため、マタタビの刺激によって負担がかかってしまう場合があります。
同様に、病気や怪我の治療中や、持病のある猫ちゃんにも使用に注意が必要です。必ず、かかりつけの動物病院に相談してから与えるようにしましょう。
マタタビを与える場合は、適量を守り、猫の健康状態に合わせて与えることが大切です。
猫にマタタビを与えすぎると危険?死亡事例もあるの?
マタタビの猫への与え方について調べていると、「猫にマタタビを与えすぎると危険!」というような、不安な情報が目に付きます。
中には、与えすぎによる死亡の危険性について、心配されるコメントも目にしました。
このことについて、私なりに調べてみましたが、死亡事例に関する確かな情報は、見つかりませんでした。
とはいえ、どんなものでも間違った使い方をすれば危険なのは確か。
マタタビは、猫の神経系に作用してリラックス効果や興奮を与えるものですが、与え過ぎると呼吸困難に陥る危険性があります。
使用する際は、用法・容量を守ることはもちろん、飼い主の目の届く範囲で与えることが大切です。
飼い猫の爪とぎトレーニングに使えるマタタビ商品
猫用のマタタビは、さまざまタイプが販売されています。主に、以下のようなタイプの商品が多く販売されています。
- 木・実・枝のタイプ
- スプレー(液体)タイプ
- 粉末タイプ
この中でも、爪とぎのしつけに使いやすいタイプは、スプレー(液体)タイプ、粉末タイプの商品です。
縦型の爪とぎや麻紐などの爪とぎには、吹きかけるスプレータイプが使いやすくてオススメです。
また、ダンボールなどの紙製の爪とぎには、爪とぎを汚しにくく、なじませやすい粉末タイプが使いやすいですよ。
こちら↓のマタタビは、マタタビ成分が優しめの商品です。はじめての猫ちゃんにマタタビを試してみたい方にオススメです。
マタタビ粉を使わずに新しい爪とぎに慣らす方法
最後に、マタタビが不向きな子猫や老猫向けに、マタタビを使わなくても行える、爪とぎのしつけについて簡単に紹介していきます。紹介するしつけ方法は、以下のとおりです。
- 前足を爪とぎに誘導してあげる
- 好みの素材に変更する
- お気に入りの場所に設置する
手軽に試せるものばかりですので、ぜひ参考にしてみてください。
前足を爪とぎに誘導してあげる
猫の前足を優しくもって、爪とぎに乗せてあげましょう。
新しい爪とぎになかなか興味を示さない猫ちゃんも、爪を快適に研げることを知れば、好んで使うようになることがあります。
上手に誘導するコツは、焦らず無理強いしないことです。
あくまで、猫ちゃんに興味を持ってもらえるように、優しく行うようにしましょう。
好みの素材やサイズに変更する
猫ちゃんの好みに合わせて、爪とぎの素材を変更してあげましょう。
爪とぎの好みは、猫によってバラバラです。麻紐系が好きな子もいれば、ダンボール系が好きな子もいます。
好みに合わせて、複数の素材を試してみましょう。また、爪とぎの大きさも大切なポイントです。
猫ちゃんが研ぎやすい大きさの爪とぎを用意するようにしましょう。
お気に入りの場所に設置する
爪とぎの置き場所は、猫ちゃんのお気に入りの部屋や、よく通る場所など、目に付きやすい場所にしましょう。
また、すでに壁や家具などで爪とぎする癖がある場合は、その場所に設置することで改善できることがあります。
猫ちゃんが、ついつい爪を研ぎたくなるような場所を見つけて、設置してあげましょう。
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