- 猫との生活に欠かせない空気清浄機の効果まとめ
- 空気清浄機を効果的に使うためのポイント
- 失敗しないための空気清浄機の選び方3つ
この記事は、猫の毛やニオイの対策として空気清浄機の購入を考えている人向けの記事です。
我が家は、3匹の猫を飼っています。そして、猫アレルギーとニオイ対策のために、3台の空気清浄機を使っています。要するに、ヘビーユーザーです(笑)
今では、我が家の生活の必需品となった空気清浄機。実際に使って感じた効果について、体験談を交えながら紹介していきます。
空気清浄機を購入する参考になると思いますので、ぜひ、読んでみてください。
猫との生活に必要?空気清浄機の3つの効果
僕が”空気清浄機”に期待している効果は、以下の3つ。
- 細かい毛やフケを集めてアレルギーを軽減
- トイレなどの嫌なニオイを取り除く
- 抜け毛を集めて毛が舞うのを防止
その①:細かい毛やフケを集めてアレルギーを軽減
猫との生活は、空気中に目に見えない細かい毛やフケが漂いがちです。これが、猫アレルギーの原因になります。
空気清浄機は、これらの原因物質を吸い込み、アレルギーの原因を取り除く効果が期待できます。
何を隠そう、猫好きなのに猫アレルギーの可愛そうなやつは僕です(笑)
実際どうだったの?
個人的な感想になりますが、導入前と後で、確実に鼻炎の症状が軽くなったと感じています。
空気清浄機の使用と、小まめな掃除を行うことで、症状があまり気にならなくなりました。
ここで重要なのは、決して「空気清浄機のみ」で症状の軽減効果が得られたわけではないと考えていることです。
空気清浄機を使用し、並行してアレルギー対策を行うことによって、アレルギーの軽減効果を実感できたという感じです。
- 小まめな掃除機
- 睡眠を十分に取る
- むやみに顔をうずめたりしない
などなど、気をつけながら過ごしています。
購入したのは、アレルギーに効果的な「ダイキン」の空気清浄機。評判に劣らない効果を発揮してくれています。
空気清浄機を設置している箇所は、以下の3つ。
- リビング
- 寝室
- 作業部屋
日常で、過ごす時間の長い場所に設置しています。
ちなみに、1週間くらいリビングで使うだけで軽く引いてしまうくらい毛がフィルターに集まります(笑)
その②:トイレなどの嫌なニオイを取り除く
猫の排泄物は、猫好きでも顔をしかめたくなるくらい臭いです。
猫の尿は、人間に比べ濃度が非常に濃いです。その分、臭いも強くなります。もともと、祖先が砂漠の動物だったため、水分量の少ない凝縮した尿を出すようです。
空気清浄機なら、臭いトイレのニオイも分解・抑制できます。
完全な脱臭ではありませんが、実感できるだけの効果は実感しています。
実際どうだったの?
先ほどのとおり、ニオイが軽減され、空気が綺麗になったように感じています。
他にも、焼き肉パーティーのあとなど、空気の入れ替えにとても便利です。全力で回すことであっという間に空気をきれいにしてくれます。
現在も、基本的に24時間つけっぱなしです。綺麗な空気をキープしてくれています。
ちなみに、使用中の空気清浄機は、写真のように「活性炭フィルター」が搭載されています。これにより、ニオイの原因をキャッチしてくれます。
その③:抜け毛を集めて毛が舞うのを防止
室内に細かい毛が舞っているのを見て「ギョッ」とする。そんな人もいるのでは?
空気清浄機は、そんな空気中に漂う毛を集め、フィルターで「ろ過」してくれます。
ただし、ここでいう毛とは、あくまで空気中に漂う毛のみ。床に溜まった毛は、おとなしく掃除しましょう。
実際どうだったの?
初めは、「さすがに抜け毛は掃除機じゃないとね?」と半信半疑でした。ですが、ふたを開ければびっくりするくらい集めてくれています。
見てもらった方が早いです。写真をどうぞ。
空気清浄機のフィルター部分の写真です。めちゃくちゃ埃がたまっているのが分かりますよね。
これ、わずか2週間でたまった埃。
とはいえ、抜け毛の対策の基本は「毎日のブラッシング」と「小まめな掃除」です。あくまで補助的なものとして考えて置きましょう。
置くだけではダメ!空気清浄機で悩みを解決する使用法
ここまで、空気清浄機の効果について解説してきました。ですが、正しく使わないと上記のような効果が得られないので注意。
ポイントは、以下の3つ。
- 対応面積は、2倍~3倍の余裕を持たせる
- 部屋の中心、まわりに壁がない場所におく
- 小まめな手入れをする
その①:対応面積は、2倍~3倍の余裕を持たせる
- 対応面積=30分で空気をきれいにできる面積
- 使用環境によって、パフォーマンスは下がる
- 2倍~3倍の余裕を持たせると効果的
空気清浄機には、必ず対応面積が決められています。対応面積にあった部屋で使いましょう。
商品の説明に記載される対応面積「〇〇畳用」とは、「30分で空気を綺麗にできる広さ」のこと。2倍~3倍の余裕を持たせるのがおすすめです。
対応面積ぎりぎりだと、空気の清浄化が追いつかず、効果が実感しにくいからです。
具体的には、
広さ8畳の部屋の使用=対応面積が24畳以上の機種
このように選ぶとGood!
また、「30分で空気を綺麗にできる広さ」というのは、あくまで理論上の話。使用環境によっては、パフォーマンスが下がることがあります。
猫を飼っていると、一般的な家庭よりも毛ホコリの量が多くなります。そのため、空気清浄機のパフォーマンスが下がりやすい環境です。
効果を実感するためには、最低限の機種を選ぶのではなく、長く使える余裕のある機種を買うのがおすすめです。
その②:部屋の中心、まわりに壁がない場所におく
- 空気の通り道を意識する
- まわりに家具や壁がない、部屋の中心が理想
- サーキュレーターとの併用がおすすめ
空気清浄機の設置場所は、「まわりに空間が十分にある」かつ「空気の通り道になっている」が理想です。
そのため、理想の条件はこんな感じ。
- 周囲に家具や壁がない
- 部屋の中心に近いor人が通りやすい
この条件を押さえれば、空気清浄機のパフォーマンスを活かしやすくなります。
よくある間違いは、部屋のスミに空気清浄機を置いてしまうパターンです。
たしかに、余っているスペースにきれいに収まると気持ちがいいです。でも、パフォーマンスが確実に下るので絶対やめましょう。
その他には、サーキュレーターなどの空調家電を組み合わせるのがおすすめです。空気が循環しやすくなり、効果的に空気を清浄化することができます。
その③:小まめに手入れをする
- 週に1回以上の清掃が必要
- 猫の毛は、想像以上に溜まりやすい
- フィルターの詰まりは、効率低下の原因
空気清浄機は、必ず、週に1回程度はフィルター周りの掃除をするようにしましょう。
猫を飼っていると、フィルターに毛ホコリが溜まりやすく、空気清浄化の効率が下がります。
我が家の場合、1~2週間ほどでフィルターは埃だらけになります。そのため、最低でも週に1回は掃除が必要だと思います。
フィルターの掃除は、掃除機で吸うだけです。手間もそんなにかかりません。週末の掃除として習慣にしてしまうのがおすすめです。
「猫の毛」「ニオイ」がよくとれる空気清浄機の選び方3つ
- 対応面積は、部屋の面積の2倍~3倍
- 目的に応じてメーカ―を選ぶ
- 必要な機能が備わっているか確認する
空気清浄機は、上記の点に注意して選ぶのがおすすめ。購入した後「こんなはずではなかったのに・・・」と後悔せずにすみますよ。
対応面積は、部屋の面積の2倍~3倍
「対応面積」は、実際に使う部屋より、広ければ広いほど良いと考えればOK。
猫の毛がつまると、空気清浄機の能力は下がりがち。可能な限り、能力の高い(対応面積の広い)機種を選ぶことで、空気清浄機の効果を実感しやすくなります。
中には、加湿機能の付いた加湿機能付き空気清浄機もあります。加湿機能の対応面積についても、注意してくださいね。
なるべく、余裕を持たせて置くことが、効果を実感するコツです!
目的に応じてメーカーを選ぶ
空気清浄機は、メーカーによって得意な分野が異なります。
メーカーごとの特徴を確認して、自分の希望にあったものを選ぶようにしましょう。
- ダイキン:ストリーマ技術
- シャープ:プラズマクラスター
- ダイソン:冷暖房機能付き
- パナソニック:ナノイー
各社で特徴的な機能が備わっています。気になるメーカーのホームページを確認するのがおすすめです。
猫との生活におすすめのメーカー
とはいえ、各社の機能を細かく調べるのは大変です。なので、個人的にではありますが、おすすめのメーカーを紹介していきます。
僕が、空気清浄機を購入するときにさんざん比べたところ、
上記から、好みに合わせて選ぶと失敗しないと判断しました。(あくまで個人的な視点)
「ダイキン」のストリーマー技術は、アレルギーの原因物質を捕まえるだけでなく「分解」してくれます。
他社の製品でも、捕まえて抑制することはできます。そこから、「分解」までできるのは「ダイキン」ならでは。
私は持ってませんが、「パナソニック」のナノイーもおすすめです。口コミやレビューを見るにパワフルな吸引力と消臭力で人気が高いです。
メーカー選びに迷ている方は、ぜひ、見比べてみてくださいね。
必要な機能が備わっているか確認する
空気清浄機には、機種ごとにさまざまな機能が付いています。
- 加湿機能
- スマホ連動機能
- 自動掃除機能
希望にあった機能が付いているか、あらかじめ確認にしましょう。
おすすめ機能は「加湿」
冬は、空気の乾燥により毛がまいやすくなります。そんなとき、「加湿」機能があれば、湿度を調整し猫の毛がまうのを防いでくれます。
ただ、注意も必要。機能が多ければ、それだけ手入れや消耗品の交換など「手間」も増えます。目的に合わせて取捨選択してください。
フィルターは「HEPAフィルター」を選ぶ
そして、忘れてはいけないのがフィルターの性能。必ず「HEPAフィルター」を選ぶようにしてください。必ずです!
HEPAフィルターは、とても網目の細かいフィルターで、花粉などのアレルギー物質をキャッチすることができます。
ランクの低いフィルターだと、花粉などを通してしまい、十分な効果が得られない場合があります。気を付けてくださいね。
「猫の毛」対策におすすめ!空気清浄機と合わせて使いたいグッズ
空気清浄機を「猫の毛」の対策として使う場合、どうしても効果は限定的に。ほんらい、空気清浄機は猫の毛を掃除する家電ではないのでしかたありませんね。
そこで!
「猫の毛」の対策として、空気清浄機と合わせて使うと効果抜群のグッズを紹介していきます。我が家で使っているものなので、効果は確認済みです。
ちなみに、僕のスタイルはこんなかんじです。
- ロボット掃除機で1日1回の掃除
- 空気清浄機で24時間ほこりを吸引
- 毎朝、気がついたとこだけ3分ほどハンディーワイパー
- 週末にふちに溜まった毛をハンディー掃除機で掃除
この流れで、気にならない程度にしっかりきれいにできています。実際、自分で掃除するのは数分なので楽です。
ロボット掃除機
ロボット掃除機と猫の毛は、とても相性のよい組み合わせです。
ロボット掃除機を購入してから、毎日の掃除機がけから開放され、とても快適に過ごせています。
猫を飼っている家庭のマストアイテムなのではないでしょうか。
最近の機種は、比較的低価格のモデルでも、しっかりと掃除をしてくれます。
スケジュール設定を行うことで、1日に複数回の掃除を行える機種もあり、自分で掃除していたときよりも、部屋がきれいに保てているほど。
空気清浄機で細かい毛をあつめ、ロボット掃除機で大きな毛を掃除する。この組み合わせだけでも、生活が一変するのではと思います。
ハンディー掃除機
細かい掃除をするときや、空気清浄機の手入れの際にとても便利なのが「ハンディー掃除機」です。
猫の毛は、テレビの上や、机の隙間、棚の上など、大きな掃除機では掃除しにくい場所にこそ、よくたまります。また、空気清浄機のフィルター掃除のときも細かく掃除して上げる必要があります。
そんなときに、ハンディー掃除機を持っているとすごく便利に感じるのではないでしょうか。
実際、僕の場合、ロボット掃除機が掃除できなかった隙間や、空気清浄機の手入れをハンディー掃除機で行っています。メインで使うわけではないので、それほど高い機種を選ぶ必要はありません。(もちろん、こだわりが無ければです)
Amazonなどで売っている3,000円〜5,000円程度のモノでも十分に活躍してくれます。
ハンディーワイパー
ハンディーワイパーは、最後の仕上げです。
大まかな猫の毛は、空気清浄機、ロボット掃除機、ハンディー掃除機で掃除できたはず。のこすは、毎日すこーしだけ積もる細かい毛のホコリです。
テレビ裏や、家電の上など、毎日ふきんで拭くのは大変です。僕は、気がついたときにハンディーワイパーで軽くなでるように掃除しています。
これだけで、かなり猫の毛がとれるのできれいになったと実感できます。
また、軽く持ちやすいので気軽に掃除できるのもいいですね。毎日の日課に組み込むとよいかもしれません。
効果がなかったらどうしよう?レンタルで試せば安心
ここまでで、空気清浄機の魅力が十分に伝わったかと思います。
とはいえ、「正直、高くて一度試してみないことには、不安だな・・・」と思う人も多いのではないでしょうか?
安いものでも、1万~2万程度するので仕方ないですよね。
そんな人は、「家電レンタル」で試してみるのがおすすめです。空気清浄機がある生活を体験してみましょう。
レンタルであれば、購入すると数万円する機種でも1か月当たり数千円でレンタル可能。自分にあった機種がかんたんに見つけられます。
一度試して見たい慎重派の人は、下記を参考にしてみてください。
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