最近、我が家で試験的に始めたのが、ウェットフードを毎日の食事に取り入れること。
タイトルの結論にもなってしまうのですが、ウェットフードを積極的にご飯に取り入れることは、猫ちゃんの健康にメリットが多く、毎日の食事にぜひとも取り入れたいものでした。
この記事を読んでくださっている飼い主さんは、ウェットフードに興味はあるけど、「毎日あげてもいいのか」「どのように与えたらいいのか」などお悩みがあるのだと思います。すごくよく分かります。
そこで今回は、ウェットフードの与え方や頻度について、我が家での実際の体験談を例に紹介していきたいと思います。
ぜひ、参考にしてみてください!
我が家のキャットフード紹介
「健康志向のキャットフードが気になるけど、飽きないか心配」なあなたへ
このフードは、フランス産のこだわり抜いた原材料を使用し、猫ちゃんにずっと元気でいて欲しい飼い主に選ばれています。
しかも、3つの味でフードローテーションできるから飽き性の猫ちゃんでも安心。
毎日、モリモリご飯を食べる猫ちゃんを眺めながらグッと幸せを嚙み締めませんか?
しかも、今なら1袋980円。
いつでもキャンセルOKです
全年齢対象だから多頭飼いにもオススメ
ウェットフードを与える頻度は「毎日」でOK!ミックスフィーディングと言う考え方
ウェットフードを与える頻度は、基本的に「毎日」で大丈夫です。
そして、毎日のご飯にウェットフードを取り入れるうえで、ぜひ知ってほしい考え方について紹介させてください。それが、この「ミックスフィーディング」という考え方です。
ドライフードとウェットフードを組み合わせた食事スタイルを「ミックスフィーディング」といいます。
愛猫の自然な水分摂取を増やすためにおすすめです。
ネスレ公式より
私の中では、「猫の毎日のご飯=ドライフード」のイメージがすごく強くて、ウェットフードはシニアの食べ物くらいの気持ちだったこともあり、目からウロコでした。
このミックスフィーディングは、ドライフードとウェットフードの良いとこどりで、猫ちゃんの健康にも食事の楽しみにも配慮しようとする考え方です。
主な良いところは、以下のとおり。(主に、それぞれのフードの良いところをかいつまんだ感じです)
- 脱水しがちな猫さんの水分補給が自然にできる
- ゆっくり食べたい猫さん向けに置き餌ができる
- 歯石や歯垢がつきにくい
- カロリーが控えめでいっぱい食べられる
- 猫の食いつきが良いことが多い
ねっ!メリットが多いでしょう?
個人的には、無理なく水分の補給ができる点、カロリーが控えめでダイエット中でもお腹いっぱいに食べてもらえる点がすごくありがたいと感じています。
ご存知の方も多いでしょうが、猫って水分が不足することで悪化しやすい下部尿路関係や腎臓関係の病気にかかりやすい動物です。
実際、私も飼っていた猫が腎臓内に結石ができる「腎臓結石」を患ったことがありました。(この経験がきっかけで、ウェットフードの導入を検討し始めました)
猫は、なかなか積極的に水分を取ってくれないことも多く、水分補給にかなり難儀してしまったんです。
普段から水分をしっかり取っていれば、結石の発生は予防できたかもしれないと思うと、今は健康な猫たちにも積極的に取り入れていきたいです。
この辺の経緯と実際の取り入れ方については、後ほど詳しく紹介していきます。
猫にウェットフードを与える頻度を高めるオススメの与え方
ウェットフードを毎日のご飯に無理なく取り入れるために、我が家で実践しているオススメの方法を紹介していきます。
特別なことをしているわけではないので、簡単に実践できると思います。紹介する内容は、以下のとおり。
- 飼い猫の慣れたカリカリ(ドライフード)にウェットフードを混ぜる
- 総合栄養食のウェットフードを選ぶ
- ドライフードとウェットフードの割合はカロリー計算で求める
それでは、具体的に見ていきましょう。
飼い猫の慣れたカリカリ(ドライフード)にウェットフードを混ぜる
食べ慣れたドライフードに、ウェットフードをトッピングするイメージで与えると、無理なくご飯に取り入れることができました。
普段、ウェットフードを食べ慣れていない猫ちゃんの場合、突然のウェットフードでは、驚いて思うように食べてくれないかもしれません。
食べ慣れたご飯と一緒に与えることで、猫ちゃんにも負担を負担をかけずに与えることができます。
また、ウェットフードは低カロリーなことが多く(これがメリットではあるのだけど…)、ドライフードよりも一食の量が多くなりがちです。
ドライフードと合わせることで、ちょうどよい量の一食に調整できるので便利ですよ。
ドライフードとウェットフードを混ぜて与えるとき、可能であれば同じメーカーの同じシリーズ内で組み合わせるのがオススメです。
栄養バランスが崩れるのを防ぐ効果があります。
オススメは、大手ペットフードメーカーのピュリナワンシリーズです。自社内に研究施設を持ち、科学的に猫ちゃんの健康に配慮したフードづくりを行っているメーカーです。
ミックスフィーディングについても、公式におすすめされているので、下記の給餌表を参考にするのも良いと思います。
総合栄養食のウェットフードを選ぶ
ウェットフードを選ぶときは、「総合栄養食」のフードを選ぶことで、栄養バランスの崩れを気にすることなく、毎日のご飯に取り入れやすくなります。
市販のウェットフードは、かなり種類が豊富でどれを買えばいいか迷います。
でも、そんなとき注意したいのが「総合栄養食」か「一般食」のどちらに該当するウェットフードなのかです。
一般的に、「総合栄養食」のフードは、それだけで猫ちゃんの栄養をバランスよく含んでおり、栄養バランスの崩れを気にすることなく与えることができます。
逆に、「一般食」のフードは、他の「総合栄養食」の補助食として与えるフードなので、栄養バランスに注意が必要です。
個人的には、健康の管理がしやすい「総合栄養食」のウェットフードを与えるほうが、毎日のご飯には適していると思っています。
「一般食」のフードは、見た目や味が華やかなものが多いので、誕生日など特別な日のトッピングにするのも良いなと思います。
ドライフードとウェットフードの割合はカロリー計算で求める
ドライフードとウェットフードをあわせて与える際は、必ずカロリー計算を行ってから与えるようにしました。
ウェットフードは、ドライフードに比べてカロリーが低いことが多いため、見た目の量だけで決めてしまうと、カロリーが不足してしまう可能性があります。
パッケージ等に記載されているカロリー表記から必要な量をしっかり計算し、与えすぎず、与えなさすぎない丁度よい量になるように調整しました。
ちなみに、カロリー計算と聞くと、少し小難しいように感じるかもしれませんが、最近は簡単に計算する方法があるため、そこまで難しくありません。
下の記事で詳しく紹介しているので、ぜひ参考にしてみてください。
我が家がウェットフードを与え始めた理由と頻度
我が家でミックスフィーディングを行うようになったきっかけは、以前に暮らしていたくり君という猫が、腎臓結石という病気になったことです。
腎臓結石は、尿の中の成分が結晶化し、腎臓内に溜まってしまう病気です。
進行することで、尿管などの尿の通り道に詰まってしまい、腎臓に深刻なダメージを与えてしまう怖い病気です。
腎臓は不可逆なので、可能な限り健康な状態を維持しなければいけません。
この腎臓結石の予防法(現状の維持も含む)の中に、水分をしっかりと摂取し、尿の濃さを濃くなりすぎないようにする方法があります。
猫は、水分を積極的に取らない子が多いため、尿が濃くなりがちです。その対策として、ウェットフードを取り入れようと思ったわけですね。
我が家では、1日4食を基本に、内1食をウェットフードに置き換えています。
公式サイトの説明によれば、この1食のウェットフードで1日に必要な水分の3分の1を摂取できる計算になります。
こんな手軽に、水分を接種してもらえるなら、もっと早くやればよかったですよ
我が家が、2匹の猫ちゃんがいるので、1食100円の計算で、1日に200円、30日で6,000円です。
金額的には、結構な出費なのですが、健康面を考えればしっかり取り組んでいきたいと考えています。
ただ、実際のところ平均的なペットにかかる食費と照らし合わせると、ウェットフードは高価な部類です。
場合によっては、ドライフードを水分でふやかすなどして、簡易ウェットフードを与えるのも良いかもしれませんね。
食欲が落ちた猫に、以前ためしたところ、結構食いつきも良かったです。
猫にウェットフードを与えるときの注意点
それでは最後に、ウェットフードを与える際の注意点についても紹介していきます。紹介する内容は、以下のとおりです。
- ウェットフードのみのご飯はかなりの量が必要
- ウェットフードしか食べなくなってしまうかも
- ウェットフードはドライフードよりも価格が高い
それでは、順番に見ていきましょう。
ウェットフードのみのご飯はかなりの量が必要
ウェットフードは、比較的に低カロリーなものが多いため、ドライフードに比べて1日に必要な量が多くなりがちです。
そのため、少食な猫にはウェットフードだけで必要量の栄養を摂取するのは難しい場合があります。
この記事でも紹介していますが、ドライフードとウェットフードを併用することで、バランスよく与えるのがオススメです。
ウェットフードを1回の食事で1袋与えるのは結構たいへんです…うちは、1袋を分割して与えていますね!
ウェットフードしか食べなくなってしまうかも
ウェットフードは、嗜好性が高く猫ちゃんの食いつきが良い一方で、ウェットフードに慣れてしまい、ドライフードを食べなくなってしまう心配があります。
ウェットフードにドライフードを混ぜるなど、猫ちゃんに選り好みをさせない工夫が必要です。
ウェットフードはドライフードよりも価格が高い
ウェットフードは、ドライフードに比べて価格が高い傾向にあります。
毎日のご飯は、継続して必要ない費用になります。家計の事情に合わせて、無理なく与え続けることができるか事前に検討することも必要かもしれません。
場合によっては、ささみの茹汁をトッピングするなど、家庭でできる工夫で費用面を抑える取り組みも必要だと思います。
筋トレに取り組んでいるお家だと、ささみの茹で汁を用意するのが簡単で良いなんて話も聞いたことがありますっ
コメント