眠そうな猫が、自分に寄りかかって気持ちよさそうに寝てくれる。飼い主にとって、こんなに嬉しいことはないですよね。
でも、このとき猫ちゃんがどんな気持ちで寄りかかってくれているのか気になることはありませんか?
この記事では、猫が寄りかかって寝る理由と、猫に寄りかかってもらえるような飼い主になるためのコツについてまとめてみました。
調べてみると、「寄りかかって寝る」という1つの行動にも、いろいろな意味があって面白かったです。
ぜひ、猫ちゃんとのコミュニケーションの参考にしてみてください。
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猫が飼い主に寄りかかって寝る6つの理由
猫が飼い主に寄りかかって寝るときに、どんな気持ちになっているのか調べてみました。調べた結果は、下記のとおりです。
- 飼い主と一緒に寝ることで安心感がある(ストレス軽減)
- 人間は温かい!寒いときは添い寝したい
- 外敵から守りたいし守られたい
- 猫から愛情表現!大好きのメッセージ
- 群れで寝るのが好きな性格(習慣)
- 安定感のあるソファやベッドと思っている
1つの行動にも、こんなに沢山の意味があるなんて、正直ビックリです(笑)
ぜひ、「我が家の猫は、この気持ちかな?」っと想像しながら読んでみてください。
飼い主と一緒に寝ることで安心感がある(ストレス軽減)
猫は、大好きな飼い主と一緒にいることで、飼い主の匂いや温もりに包まれながら、リラックスしてゆっくり休むことがきます。
ちょうど、子猫が母猫に守られるような心境なのかもしれません。
たしかに、一緒に寝てもらってる側の飼い主も、安心感からか、リラックスできますよね。
「くり君」や「ちょろ君」が良く膝の上に乗ってきて、ウトウトしているのは、この理由かな?飼い主冥利につきます。
人間は温かい!寒いときは添い寝したい
寒い季節になると布団の中に潜り込んできたり、暖を取るように寄り添って寝ることあります。秋〜冬にかけてよく見られる行動です。
人間の体温は約36.5°C~37.5°Cで、猫にとって快適な暖かさです。
猫は飼い主に寄りかかることで、寒さをしのぎながら快適に眠ることがてきます。人間は、天然の湯たんぽってことですね(笑)
確かに、冬になると猫たちが、ベッドに集まってきます。
我が家だと私よりも体温の高い妻の方に集まりやすい傾向があります。猫の温もりで、暖かく眠れるのはお互い様。Win-Winの関係です。
外敵から守りたいし守られたい
背中を預けながら、リラックスして眠るのは、歴戦のパートナーのように、外敵から守り守られる関係だからかもしれません。
猫にとっては、お互いに外敵に注意を払うことで、いざというときにサポートできる体制を作っているのかも。
これも、飼い猫からの「こいつとなら大丈夫!」という信頼合ってこそです。
家族として守ってくれようとする姿は、中々に微笑ましいですね。
猫から愛情表現!大好きのメッセージ
猫が寄り添って寝ようとするのは、猫ちゃんからの「大好き!」のサインかもしれません。
猫は、体をこすりつけたり、寄り添ったりすることで愛情を表現します。
飼い主に寄りかかって寝ることは、その一環として愛情表現だと考えられます。
行動で愛情を表現していると考えると、より一層うれしくなってしまいますね。
群れで寝るのが好きな性格(習慣)
猫は、独立してあまり群れないイメージを持たれますが、中には群れで寄り添って寝るのが好きな猫もいます。
これは、家猫に多い特徴で、信頼の置ける仲間同士で集まって寝たり引っ付きあったりします。
飼い主さんに寄りかかって寝る猫は、飼い主さんのことを安心して過ごせる家族だと認識しているのかもしれません。
我が家の猫達も、一緒に過ごす期間が伸びる毎に、寄り添って寝る機会が増えてきました。徐々に、家族の関係性が築けているのかと思うと胸が熱くなります。
安定感のあるソファやベッドと思っている
猫は、安定感のある土台のしっかりした場所で休むことを好みます。
飼い主さんに持たれて寝る猫は、「この枕(ソファ)安定していて寝心地がいいな〜」と思っているのかもしれません。
たしかに、寝相の良い妻の方が夜にもたれかかられて寝ていることが多いです。
身を預けても問題ない安心感が猫たちを引き寄せているのかもしれません。
猫が寄りかかりながら毛づくろいをする理由も同じ?
猫が寄りかかって来る状況は、「寝る」ときだけではありません。
例えば、毛づくろいをしているときも同じような状況になることがありますよね。
実は、飼い主に寄りかかりながら毛づくろいをする理由も、上記で紹介した寄りかかって寝るときの理由と共通している部分が多くあります。
要するに、飼い主さんのことを信頼しているからこそできる行為なんです。
「寝る」ときや「毛づくろい」をするときは、どうしても無防備になってしまいます。
無防備な姿で安心して過ごすことができるのは、飼い主さんとの信頼関係が良好であることを示しているそうです。
猫は寄りかかって寝る相手を選んでる?選ばれるポイント
猫が寄りかかって寝る理由について説明してきましたが、寄りかかって寝てもらうにはどうしたらよいのでしょうか?
猫に寄りかかり先に選んでもらうためのポイントについてまとめてみました。
ポイントは、次のとおりです。
- 安心感や信頼感がある人
- 体温が高い人
- 匂いの好みが合う人
- 家族として認識している人(社会的つながり)
- 条件付きの愛情表現?
ポイントを押さえて、猫ちゃんに寄りかかられる飼い主を目指してみましょう(笑)
安心感や信頼感がある人
猫ちゃんに寄りかかって寝てもらうためには、「信頼」されていないといけません。
猫ちゃんにしてみれば、無防備な身体を預けるわけですから、安心できない飼い主とは一緒に寝たくありませんよね。
そこで、大切なのは普段からのコミュニケーションです。
普段から、ブラッシングやおもちゃ遊びなど、飼い猫とのコミュニケーションを大切にしましょう。
猫ちゃんに「こいつなら大丈夫!安心!!」っと思って貰えるように頑張りましょう。
体温が高い人
体温が高い人は、猫が好んで添い寝しやすいようです。
涼しい季節になると、暖を取るために布団に潜り込んできたり、膝の上に座ったりと、猫ちゃんの方から近づいてくることが増えます。
この時、猫はより体温の高い暖かい家族の元に行くことが多いようです。
我が家でも、夏場は体温が比較的低い私の元に集まり、冬場は体温の高い妻の元に猫が集まります。
飼い猫にとって、飼い主の体温は貴重な暖房なのかも知れませんね(笑)
ちなみに、お風呂に入った後や、生姜紅茶で温めたあとは、妻に負けないくらい猫が集まってきます。
猫に人気な暖房器具になりたければ、温活?を行ってみるのもいいかもしれません。
匂いの好みが合う人
猫にとって、匂いの好みが合うかどうかは重要なポイントです。
猫の嗅覚は、人間の数万倍から数十万倍だと言われており、私たちが思う以上に匂いに敏感です。
そのため、アロマや香水など匂いの強い香料をまとっていると、猫から避けられるかも知れません。
実際、湿布などを貼っていると、露骨に嫌そうな顔をして猫たちが去っていくこともしばしば(笑)
なるべく、自然な匂い(香料を纏わない)のスタイルが猫に好まれるようです。
家族として認識している人(社会的つながり)
安心感や信頼感の項目と被りますが、猫にとって家族として認識されることが、一緒に寝るための近道です。
具体的には、母猫のポジションに収まることが重要です。
飼い猫の場合、年齢を重ねっていっても、子猫の気分を持ち続けるケースが少なくありません。
毎日、ご飯を用意してくれて、ブラッシングしてくれる、母猫のよう飼い主に信頼を寄せることは、何となく想像できますよね。
猫は、家族との社会的なつながりとして、寄り添いあって寝ることがあるそうです。
母猫として認識されれば、寄りかかって寝てもらうことも難しくないかもしれません。
条件付きの愛情表現?
身も蓋もない話かもしれませんが、おかなが減ったり、遊んで欲しいときに、甘える意味で寄りかかってくることがあります。
猫を飼っていると、心当たりがある飼い主さんも多いのではないでしょうか。
ご飯が欲しくて甘えるついでに、腰を下ろして休んでいく。そんな流れで、寄りかかって寝てしまうこともしばしばです。
目的があっての行動なのかもしれませんが、飼い主的にはすごく幸せな時間ですよね。
少し意地悪かもしれませんが、猫たちに甘えて欲しくて少しその場で撫でたりしてしまいます。
猫的には、「早くちょうだい!!」だと思いますが(笑)
猫が寝る位置で分かる飼い主との信頼関係
飼い猫が部屋の隅で寝ていたり、少し離れたところでくつろいでいると「近くに来ないのは、信頼されてないから?」と心配になるかもしれません。ですが、大丈夫です。
猫が寝る位置は、すぐ近くで寝ていなくても十分に飼い主さんへの信頼を表しています。
例えば、寝室の飼い主が見える場所から、少し遠巻きに様子を眺めながら寝ている場合、見える位置に飼い主がいることに安心感を覚えているのかも知れません。
同じ部屋で寝るという行動だけでも十分に信頼されている証拠なので、心配せずに猫ちゃんのペースに任せてあげましょう。
猫が寄りかかって寝ているときに注意すべきこと
猫が寄りかかって寝るとき、飼い主としてどんなことに注意すべきでしょうか。
猫ちゃんの安全面や、飼い主として気をつけるべき点について紹介していきます。
- 寝返りや布団による圧迫に気をつける
- 飼い主にアレルギーがある場合は、アレルゲンに注意
それでは、詳しく見ていきましょう。
寝返りや布団による圧迫に気をつける
夜に、飼い猫と一緒の布団で眠るのであれば、寝返りや布団での圧迫に注意してください。
寒い時期には、猫の方から布団に潜り込んでくることも少なくありません。
そんな状況で、布団を押さえたり、寝返りで押さえつけてしまうと、ケガなどの事故の原因になってしまいます。
そうでなくても、怖い思いをした猫は、もうあなたと寝たいとは思わないでしょう。
飼い主にアレルギーがある場合は、アレルゲンに注意
飼い主に猫アレルギーがある場合は、アレルギーが悪化しないように注意しましょう。
猫アレルギーは、主に猫の被毛やフケなどについたアレルゲンによって引き起こされます。
猫と寄り添って寝ていると、顔などに抜け毛やフケなどが触れやすく、猫アレルギーが悪化しやすくなってしまいます。
日頃から、寝室を隔離したり、ブラッシングをこまめに行うなどアレルギーが悪化しないための工夫が必要です。
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