キャットタワーのよくある失敗!選び方の秘訣6つ

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記事のポイント
  • キャットタワー選びは、6つの秘訣を押さえればOK
  • キャットタワーのよくある失敗例を紹介
  • キャットタワーで遊んでもらえないときの対策もある

キャットタワーを選ぶとき、「遊んでくれなかったらどうしよう…」「どれを選べばいいんだろう…」と、心配になる飼い主さんもいますよね。

私も、キャットタワーを購入するときは、いつもすごく悩みます。

そこで今回は、キャットタワー選びに失敗しないための選び方について、失敗例と合わせてまとめてみました。

キャットタワー選びは、猫ちゃん目線と飼い主さん目線の両立が大切。ポイントを押さえて、お買い物を成功させましょう。

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目次

キャットタワーの失敗しない選び方【ポイントは6つ】

キャットタワー選びに失敗しないためのポイントは6つ。猫ちゃん目線と飼い主さん目線の両立が重要です。

選び方のポイント
  • キャットタワーのサイズ:猫の年齢や体格、頭数、運動量に注意して
  • キャットタワーのタイプ:設置予定のスペース、安定性を考えて
  • 素材:滑りにくい素材
  • ハンモック・爪とぎ・おもちゃなどの仕掛け:猫ちゃんの好みや持っている猫用品と合わせて
  • 組み立てやすさ:大型のキャットタワーの組み立てに注意、組み立て人数も考えて
  • 掃除(手入れ)のしやすさ:交換可能パーツの有無、汚れの取りやすさに注目

キャットタワーのサイズ:猫の年齢や体格、頭数、運動量に注意して

キャットタワーのサイズ選び、失敗しないために注意すべきは、以下の3つ。

サイズ選びのポイント
  • 猫の年齢・体格
  • 頭数
  • 運動量

子猫やシニア猫のキャットタワーは、無理なく登り降りできる低めのキャットタワーがおすすめです。

それは、まだ身体ができていない子猫や足腰に不安があるシニア猫でも安全にキャットタワーを使うためです。登り降りを助けるステップ台がついているタイプもいいですね。

一方、運動量の多い活発な成猫のキャットタワーは、なるべくサイズの大きい高さのあるものがおすすめ。

活発な猫ちゃんには、元気に動き回れるスペースと、それに耐える安定性が必要。土台のしっかりした、サイズの大きいタイプを選びましょう。

多頭飼いしている場合、キャットタワーに複数のくつろぎスペースがあるものを選ぶとケンカせずにすみそうです。ハンモックやベッドなど、猫ちゃんの好みに合わせてキャットタワーを選びましょう。

キャットタワーのタイプ:設置予定のスペース、安定性を考えて

キャットタワーのタイプは、主に2つに分かれます。

  • 据え置き型
  • 突っ張り棒型

それぞれ、特徴があるので、使用する猫ちゃんの体格や性格、設置する予定のスペースを考慮して選びましょう。

突っ張り棒型:省スペースでインテリアとも馴染みやすいキャットタワー

天井に伸びる支柱で固定する「突っ張り棒型」は、省スペースで限られた設置場所でも柔軟に対応できます。

狭い部屋でも圧迫感なく設置が可能ですね。また、天井まで伸びるタワーは、少ないスペースでも、しっかり猫ちゃんが満足できる運動スペース(高さ)を確保できます。

猫ちゃんの満足度はもちろん、デザイン面でもインテリアに馴染みやすいキャットタワーが多いのも特徴です。

キャットウォークタイプや、シンプルな一本タワー型など、デザイン性が高く部屋に馴染みやすいものが多い印象。

据え置き型:安定性が高く、多頭飼い向きのキャットタワーも多い

土台がしっかりした「据え置き型」は、安定性が高く、運動量が多い猫ちゃんや多頭飼いのお家におすすめです。

また、キャットタワーに付属するベッドや爪とぎなどの種類が豊富で、猫ちゃんの好みに合わせて選びやすいのも特徴ですね。

キャットタワーの定番とも言える「据え置き型」は、サイズの種類も豊富です。

子猫からシニア猫まで幅広い猫ちゃんに合わせたキャットタワーが販売されているため、失敗の少ないキャットタワーとも言えますね。

安定性を確保するために、なるべく土台が厚く、重さのあるキャットタワーを選ぶと倒れにくく安心です。

素材:滑りにくい素材

キャットタワーのステップ部分の素材は、なるべく滑りにくい素材を選びましょう。

キャットタワーで遊ぶ猫は、私たちが思う以上に勢いよく移動します。

滑りやすい素材が使われていると、足を滑らしたり、捕まり損ねて落下など、事故に繋がってしまうことも。

安心して使うためにも、安全性にはこだわりたいですね。

  • パイル地
  • フェルト地

デザイン性が高いキャットタワーの中には、滑りやすく、使いにくい素材のキャットタワーも販売されています。購入前には、ステップ部分の素材を確認するようにしましょう。

ハンモック・爪とぎ・おもちゃなどの仕掛け:猫ちゃんの好みや持っている猫用品と合わせて

猫ちゃんにより一層、キャットタワーを楽しんでもらうために重要なのが、ハンモックや、爪とぎなどの「仕掛け」です。

キャットタワーの多くは、支柱が爪とぎになっていたり、てっぺんにベッドが付属していたりと猫ちゃんを楽しませる仕掛けがついています。

今持っている猫用品と比べながら、足りない部分や、好みに合わせて選ぶとよいでしょう。

ただし、ここで注意したいのが耐久性の問題。おもちゃや爪とぎが付属するキャットタワーの中には、耐久性に不安があるような商品も少なくありません。

破損や劣化が起こったときに、安全性は確保されるのか、部品の交換などは対応してもらえるのかを事前に確認して置くことをおすすめします。

組み立てやすさ:大型のキャットタワーの組み立てに注意、組み立て人数も考えて

大型のキャットタワーは、設置のときに組み立てが必要な場合があります。

一人暮らしの飼い主さんなど、1人で組み立てる必要がある場合、自分だけで仕上げることができるのか考えるようにしましょう。

とくに、突っ張り棒型のキャットタワーの場合、天井に固定するためにキャットタワーを支えながら作業を行う必要があります。私も実際に経験しましたが、かなり大変な印象。

力に不安がある方や、組み立てに不慣れな方は、事前に手伝ってもらえる人を探して置くと良いかもしれませんね。

また、組み立てに必要な工具も確認して置く必要があります。

多くの場合、最低限必要な工具は、セットに含まれていることが多いです。ですが、使い勝手は決して良いとは言えないでしょう。

ボルトの締めが甘かったり、立て付けがうまくいっていないと、安定性が低下する恐れがあります。事前に、どんな工具が必要か確認して置くようにしましょう。

掃除(手入れ)のしやすさ:交換可能パーツの有無、汚れの取りやすさに注目

キャットタワーを使っていると、抜け毛や嘔吐など汚れてしまうことも少なくありません。

キャットタワーを購入するときは、”掃除のしやすさ”も確認することをおすすめします。“掃除のしやすさ”をみるポイントは、次のとおり。

掃除のしやすさをみるポイント
  • 素材の汚れの落としやすさ
  • 布製品部分の取り外し
  • パーツごとの分解のしやすさ

また、爪とぎ部分などの消耗しやすいパーツがある場合に、交換パーツの販売があるかも確認すると良いでしょう。

市販のキャットタワーの中には、パーツごとに交換用部品が販売されているものも少なくありません。長く愛用するためにも、事前に確認しておくことをおすすめします。

キャットタワーのよくある失敗

キャットタワーに関する、「失敗したーー」と感じるシチュエーションをまとめました。こうならないことが重要です。

キャットタワーのよくある失敗
  • キャットタワーの耐久性が低すぎた
  • 素材が滑りやすい
  • デザイン性は高いが、実用性がない
  • 爪とぎの耐久度、交換パーツの有無
  • 土台の安定感に不安がある

キャットタワーの耐久性が低すぎた

キャットタワーの強度が足りていない場合、使用中に破損したり、すぐにボロボロになってしまうことがあります。

安価なキャットタワーの中には、耐久性が低い商品も存在します。使用中の破損は、猫ちゃんのケガにつながるため注意が必要。

とくに、細かいおもちゃが付属しているキャットタワーの場合は、夢中になった猫ちゃんが誤飲しないよう、状態の確認をこまめにする必要があります。

キャットタワーの価格は、安価なものから高価なものまで幅広いですが、安価すぎるものは避け、なるべくシンプルな作りのキャットタワーのほうが耐久性の心配が少ないです。

素材が滑りやすい

ステップに使われる素材が滑りやすいと、使用中に滑って落下などの事故が起きる危険性が高まります。

デザイン性に優れたキャットタワーの中には、ステップなどに使われる素材が滑りやすく、危険性が高いものも少なくありません。

猫が遊んでいても、滑りにくい素材かどうか確認するようにしましょう。

特に、子猫やシニア猫の場合、健康な成猫に比べ落下などの危険性が高まります。年齢に合わせて、使いやすいキャットタワーを選ぶ必要があります。

デザイン性は高いが、実用性がない

キャットタワーの中には、猫にとって使いやすくないデザインの商品もあります。

例えば、キャットタワーに使われる階段。猫ちゃんによっては、階段を使うよりも飛び越えたほうが使いやすいく、返って登り下りの邪魔になってしまうことがあります。

このように、階段などの付属品が多くついていても、実用性が伴わないケースも少なくありません。

キャットタワーを選ぶときは、猫ちゃんの目線でみたときに使いやすいものかを考える必要があります。

爪とぎの耐久度、交換パーツの有無

キャットタワーに使われる爪とぎは、長く使うことでボロボロになってしまいやすいパーツです。

キャットタワーを選ぶ際は、爪とぎ部分のパーツを交換可能化どうか確認しておくことをおすすめします。

また、爪とぎに使われている素材が麻縄の場合、一般的に細いものよりも、太いもののほうが長持ちしやすいです。

交換パーツがないキャットタワーの場合、爪とぎ自体の耐久度が高いものを選んだほうが、長く猫ちゃんに楽しんでもらえるでしょう。

土台の安定感に不安がある

据え置き型のキャットタワーを選ぶ際に、土台が軽いものや、土台の面積が狭いものを選ぶと、安定感が不足する可能性が高まります。

不安定なキャットタワーの使用は、活発な猫ちゃんが登り下りしたときに、倒れる危険性があります。

また、ぐらつくことで危険をかんじた猫ちゃんが、キャットタワーを使ってくれなくなることがあります。

キャットタワーを選ぶときは、以下の点に注意して選ぶようにすると安心です。

土台選びのポイント
  • 土台の面積が広いもの
  • 土台が重いもの
  • 土台の厚みがあるもの

私もキャットタワー選びに失敗したことがあります【体験談】

我が家では、突っ張り型のキャットタワーを使っています。それが、こちらのキャットタワー。

遠目で見てもわかる、麻ひものほつれ
裏は、こんなかんじ…

見てのとおり、爪とぎの部分が剥がれてしまっています。このキャットタワーは、購入から1年半ほどでこの状態になりました。

キャットタワーとしては、安価でデザイン性も猫の満足度も高い商品で満足なのですが、思ったよりも早く爪とぎが壊れてしまったことが、少し残念です。

ちなみに、この商品は交換パーツが販売されているので、爪とぎ部分の入れ替えは可能です。でも、もとが安かったためコスパを考えると悩ましいのです。

気持ち、麻ひもが細いのが分かりますでしょうか。爪とぎに耐えられなかった…

爪とぎ部分が壊れやすい原因は、使われている麻ひもの太さが細いからでしょう。

このキャットタワーよりも以前(7年前くらい…?)に購入したキャットタワーは、麻ひもが太かったこともあり、今でも問題なく使える状態です。その分、キャットタワーの価格が高かったのですが…。

7年使っても目立った劣化がないすごいタワー。まだ、頑張ってもらえそう。

初期投資の安さと物持ちの良さ、悩ましい問題です。もちろん、壊れてしまったキャットタワーも値段との釣り合いを考えれば、すごく良い商品でおすすめできます。

自分の中でも答えが出ていませんが、もう少し高いキャットタワーを買っても良かったかもとモヤモヤです。

キャットタワー選びに失敗して遊んでくれないときは?

すでに購入したキャットタワーが、猫ちゃんに遊んでもらえない…。そんなときも、諦めるには早いですよ。できることはないか、確認してみましょう。

遊んでくれないときは?
  • キャットタワーの置き場所を変えてみる
  • 交換パーツや補修できないか確認する

その他にも、こちらの記事(猫がキャットタワーに登らない!使ってくれない原因と対策【まとめ】)で、猫がキャットタワーで遊んでくれないときの対策を紹介しています。ぜひ、参考にしてみてください。

キャットタワーの置き場所を変えてみる

猫ちゃんがキャットタワーで遊んでくれないのは、置き場所が原因かもしれません。猫が喜ぶキャットタワーの置き場所は、次のとおり。

おすすめの置き場所
  • 窓際
  • 壁際
  • 高さの近い家具、キャットウォークの横
  • リビングなど日々を過ごす部屋
  • エアコンの風が直接あたらない場所

置き場所を変えるだけで、遊んでくれるようになる場合があります。一度、試してみてはいかがでしょうか。

交換パーツや補修できないか確認する

キャットタワーが壊れてしまった場合、買い替えの前に、交換パーツの販売の有無や補修ができないか確認してみましょう。

消耗しやすい爪とぎのパーツは、交換用のパーツが別売りされていることも少なくありません。

公式サイトなどで確認してみましょう。また、DIYが得意な方であれば、自分で補修することも可能です。以下の動画が、参考になりそうです。

安全性を確保できないときは、買い替えの時期かも

キャットタワーのぐらつきや破損など、猫ちゃんが遊ぶうえで“安全性”を確保できないときは、買い替えのタイミングです。

安全性が確保できないキャットタワーは、事故のもとです。もったいなく感じるかもしれませんが、新しいキャットタワーの購入を検討してみましょう。

また、新しいキャットタワーを購入しなくても、今あるもので代用できないか検討するのもいいでしょう。下記の記事(キャットタワーを代用品で揃える5つの方法を紹介します)を参考にしてみてください。

キャットタワーのよくある失敗!選び方の秘訣6つ:まとめ

それでは、この記事で紹介した「キャットタワーの失敗しない選び方」について、もう一度まとめていきます。

選び方のポイント
  • キャットタワーのサイズ:猫の年齢や体格、頭数、運動量に注意して
  • キャットタワーのタイプ:設置予定のスペース、安定性を考えて
  • 素材:滑りにくい素材
  • ハンモック・爪とぎ・おもちゃなどの仕掛け:猫ちゃんの好みや持っている猫用品と合わせて
  • 組み立てやすさ:大型のキャットタワーの組み立てに注意、組み立て人数も考えて
  • 掃除(手入れ)のしやすさ:交換可能パーツの有無、汚れの取りやすさに注目

キャットタワーを買おうとAmazonや楽天を開くと、安いものから高いものまで本当にたくさんのキャットタワーが売られています。

多くの中から選べることは、とてもありがたい反面、考えることが多くて大変ですね。

今回、紹介した選び方は、基本的で重要な点にしぼった項目です。この項目を押さえるだけでも、キャットタワーで後悔することは少なくなると思います。

でも、おしゃれなキャットタワーやインテリアによく馴染むものが良いと思う場合もありますよね。私もそうです。

個々の判断にはなりますが、安全性の確保さえ出来ていれば、デメリットを飲み込める範囲で飼い主さんの意向を混ぜて選んでも問題ないと思います。

猫ちゃんと飼い主さんは、一緒に暮らしてるんですから、お互いの快適さを尊重するイメージですかね。

紹介したポイントを気にしつつ、飼い主さんの意向とのバランスをとってキャットタワーを選んでいけばOK。こんなことを、この記事をまとめながら思っていました。

キャットタワー(ウォーク)のお悩みを解決!

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