- 猫が餌の周りをひっかくのは、主に3つの理由が考えられる
- 餌を食べないからといって、放置するのは注意が必要
- 猫が餌の周りをひっかいて食べない場合の対策を紹介します
猫が時おり見せる、餌の周りをひっかく仕草。不思議ですよね。
この記事では、愛猫がなぜか行う餌の周りをひっかく理由としっかり食べてもらう対策をまとめました。
仕草だけで理由を決めることはできませんが、考えられる理由と、食べた量や普段との違いを確認するポイントが分かれば、猫ちゃん目線で食事環境を見直すきっかけになりますよ!

猫が餌の周りをひっかく理由は?

- 満腹で食べきれないから
- 不満があって食べたくない
- 調子が悪くて食べられない
猫が餌の周りをひっかく理由はいくつか考えられ、仕草だけでどれに当てはまるかを決めることはできません。食べた量や、いつもと様子が違わないかをあわせて見てあげましょう(Cats Protection(英語))。
同じ行動でも、猫ちゃんの体調や状況によって、意味が変わるため飼い主さんを悩ませますね。
ひっかく理由①:お腹がいっぱいで満足のサイン

- 途中まで食べてから周りをひっかく
- 周りを確認してからひっかく
- 食欲はいつも通りある
猫は、お腹が膨れると餌の周りをひっかくような仕草をすることがあります。
これは、野生の猫が食べ残しを隠す「貯食」の名残と考えられています。食べきれない餌を他の動物に取られないよう、隠そうとする行動なんです。
トイレの後も周りをひっかきますが、ニオイを隠すという意味では似た行動と言えそうです。
食べきれないご飯をせっせと隠そうとする姿は、「お腹いっぱいだよ、ごちそうさま」とも読み替えれますね。
くり周りに取られないように隠さにゃきゃ!
ちょろ取らないよ…疑り深いな〜
もち失礼しちゃうわっ

ひっかく理由②:この餌はまずいor飽きたから要らないのサイン

- 餌の香りを嗅いでから周りをひっかく
- ほとんど食べない
- 他の餌を与えるとよく食べる
猫は、餌に飽きたり気に入らないことがあると、周りをひっかいて「NO!」と表現します。
長期間同じ餌を与え続けたときや、保存状態が悪くなった餌を与えたときに見られることがあります。
ちょろこの餌は食べたくないから埋めるにゃ
猫は、食の好みにうるさいと言われるのも納得の行動ですね。
ひっかく理由③:体調不良で食欲がないときのサイン

- ほとんど食べないで残す
- 部屋の隅や狭い場所に隠れる
- 急激な食欲の低下
猫は、病気や体調不良になった場合でも食欲が落ちてしまいます。
体調不良の場合、食事の前後の様子も元気がないことが多く、ふだん行かない場所に隠れるようにうずくまっていることがあります。
くり弱っている姿は見せられないにゃ
食欲の低下は、さらなる体調の悪化の原因になるため特に注意が必要。
少しでも心配になったら、かかりつけの動物病院に相談しましょう。
猫が餌の周りをひっかいて食べないことのデメリット

- 餌の鮮度が失われる
- 栄養バランスが崩れる
- 餌を選ぶようになる
猫が餌を残してしまうと、衛生面や健康面でデメリットがあるので注意が必要です。
餌の鮮度が失われる

- 酸化により鮮度が下がる
- 唾液により雑菌が繁殖する
- 異物が混入しやすい
餌の周りをひっかく仕草をみせた後、残されたご飯を放置するのは、衛生的によくありませんね。
空気にさらされることで、鮮度はもちろん低下しますし、雑菌が繁殖しやすくなります。
食べ残しの餌は、長時間おいておくことは避け、小まめに片付けるようにしましょう。
栄養バランスが崩れる

規定量の餌を食べない場合、「栄養バランス」が崩れる恐れがあります。
猫の主食である「総合栄養食」には、体重やライフステージごとに既定の給餌量が設定されています。
規定量の餌を残してしまう場合、十分な栄養が得られず体調を崩してしまう心配があります。
餌を選ぶようになる

餌の周りをひっかくたびに新しい餌を与えると味をしめてしまいます。
猫はとても賢い生き物です。
食べないからと新しい餌を与えていると、「餌の周りをひっかいて待っていれば貰える」と覚えてしまうことがあります。
一旦、覚えてしまう元に戻すには根気が必要です。
猫が餌の周りをひっかいて食べないときの対策

- 餌の回数を増やして1回の量を減らす
- 餌の保管方法や環境を見直す
- 餌のバリエーションを増やす
- 1日中食べない場合はすぐに動物病院へ
餌の周りをひっかいて食べない場合は、食時の環境や方法を見直すことで改善される可能性があります。
餌の回数を増やして1回の量を減らす

猫は、少しずつ何回にも分けて食べるのが本来の食べ方とされています。1日の量は変えずに、回数を分けてみるのも一つの方法です。
猫ちゃんが満腹でエサを残してしまう場合、1回あたりの餌の量が多すぎる可能性があるからです。食べ残しは長く置かずに片づけてあげましょう。
餌の回数を増やすことは、
- 新鮮な餌を毎回食べられる
- 胃に負担を掛けない
- 1日の空腹感をコントロールしやすい
などのメリットが多い方法です。
猫ちゃんの食事量を見極めながら、回数を調整してあげましょう。

餌の保管方法や環境を見直す

餌の鮮度を落としやすい保管方法になっていないか確認してみましょう。
保管方法や保管環境が悪いと、キャットフードが酸化や湿気により風味を失ってしまいます。
嗅覚によって美味しそうか判断する猫ちゃんにとって、魅力的ではないキャットフードになってしまうのです。
餌の保管方法のポイントは、
- 冷暗所に保管
- 真空保存容器で酸化を防ぐ
主にこの2つです。
少し気をつけるだけでも、餌の鮮度を保つことは可能です。一度、保存環境のチェックをしてみましょう。
餌のバリエーションを増やす

- 餌に飽きるのを防ぐ
- いろんな種類の餌に慣れる
- 食感や香りの変化で食欲を刺激できる
猫ちゃんの「飽き」対策には、餌のバリエーションを増やし、複数のキャットフードでローテーションさせるのもおすすめです。
複数の餌に慣れておくと、災害時などいつもの餌が手に入らない状況でも困りにくくなります。フードを切り替えるときは、少しずつ混ぜながら慣らしてあげましょう。
また、”ふやかし”や”粉砕”により、食感を変えてあげることでも、食欲を刺激することができます。
飽きない食習慣をつくり、猫に周りをひっかかせない環境を整えてあげましょう。
市販の猫用ふりかけ等でも食いつきを良くできますが、嗜好性が強すぎてトッピングなしでは食べなくなる可能性があるので与え過ぎには注意。
1日中食べない場合はすぐに病院へ

丸1日(24時間)ほとんど餌を食べない場合は、体調を崩して食べたくても食べられない可能性があります。
元気がない、吐く、隠れて出てこないなど、ほかにも変化があるときは、24時間を待たずに動物病院に相談してください。
長期間の絶食は、「肝リピドーシス」と呼ばれる命にもかかわる危険な病気の原因になります。
様子がおかしいと感じたら迷わずに動物病院に連れてってあげてください。
猫が餌の周りをひっかく原因と対策:まとめ
今回は、猫が餌の周りをひっかいて食べない場合の原因と対策について解説していきました。
猫は、グルメと呼ばれるだけあって餌に対する「飽き」や「鮮度」に厳しい傾向があるみたいですね。
飼い主さんの中には、猫ちゃんが食べてくれなくなり不安になる方も多いと思います。
そんな時は、紹介した4つの対策に気を付けてみてください。
- 餌をあげる回数を増やす
- 餌の保管方法を見直す
- 餌のバリエーションを増やす
- 1日中食べない場合はすぐに病院へ
この記事が飼い主さんの参考になれば幸いです。
以上ッ


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