- 賃貸でも安心な壁に傷をつけないキャットウォーク例を紹介します
- 実際に作りたい人向けに、参考になる動画をまとめました
- 最後に、キャットウォークをつくるときの注意点を紹介します
猫を飼っていると、一度は憧れるキャットウォーク。
「うちは、賃貸だしな…」「壁に穴をあけるのはちょっと…」と諦めていた人も多いのではないでしょうか。私もその一人です。
でも、諦めるのはまだ早いですよ。実は、壁に傷をつけずにキャットウォークをつくる方法はあるのです。
この記事では、壁を傷つけることなくキャットウォークをつくるアイデアと、代表的な事例の制作方法を紹介していきます。
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【賃貸でもOK】キャットウォークを壁に傷をつけないで作る5つの方法
各種SNSをリサーチしたところ、壁に傷つけることなくキャットウォークを作成している事例がいくつも見つかりました。
簡単なものから、作りごたえのあるものまで5つの事例を紹介します。
- ニトリのディアウォールで骨組みをつくる
- ラブリコで骨組みをつくる
- 突っ張り棒型のキャットウォークを設置する
- 壁面に設置できる家具を利用する
- カラーボックスを重ね置きする
ニトリのディアウォールで骨組みをつくる
- おしゃれなキャットウォークがつくれる
- 木材に金具で固定するので強度が高い
- 猫ちゃんに合わせて柔軟に調整が可能
「お値段以上、ニトリ♪」で有名な、家具のニトリで販売されている「ディアウォール」を利用したキャットウォークです。
このディアウォールは、板材の端にはめ込むことで突っ張り棒のように固定することができます。
部屋のスペースに合わせて自在に作成できるうえ、固定部分が突っ張り棒型のため壁に傷がつきません。
釘やネジで壁に固定する必要がないため、賃貸などでも気軽に利用できます。
ただ、作業が大掛かりになるため、DIY初心者には少しハードルが高いと感じられるかもしれませんね。詳しい作業工程は、後ほど参考動画とともに紹介します。
突っ張り棒型のキャットウォークを設置する
- DIY不要で誰でも簡単につくれる
- キャットウォーク自体の安全性が確保されている
- デザイン性の高いものが多い
市販のキャットウォークの中には、突っ張り棒型で壁に傷をつけることなく設置できるキャットウォークが販売されています。
天井の高さなどを事前に確認する必要がありますが、しっかり組み立てられているため、安全性が高く安心です。
猫が使いやすいように、ステップ部分に滑りにくい加工などが施されている商品も多いです。
デザイン性も部屋に馴染みやすい落ち着いたデザインから可愛いデザインまで様々です。好みに合わせて選ぶ楽しみがありますね。
壁面に設置できる家具を利用する
- 部屋全体の一体感が生まれる
- すでに持っている家具を利用可能
- 猫家具のシリーズを揃えるのも楽しい
テレビ台や本棚など、すでに持っている家具を組み合わせることで壁面にキャットウォークをつくることができます。
部屋の空間を無駄なく立体的に使うことができ、猫と人間の生活空間に一体感を感じられます。
また、メーカーによっては猫との生活を意識してデザインされた「猫家具」を販売しています。LOWYA(ロウヤ)が有名ですね。
家具の中に猫ちゃんが楽しめる空間を意識してつくられており、より部屋づくりがおしゃれで快適に整います。
カラーボックスを重ね置きする
- スペースに合わせて大きさの調整が簡単
- 低コストでつくれる
- DIY不要で誰でも簡単につくれる
カラーボックスを重ね置きすることで、キャットウォークをつくるアイデアです。
カラーボックスを重ねるだけなので、スペースの調整や作成が非常に簡単なのが魅力的です。
DIYに自信がない人でも簡単に作成可能です。猫ちゃんが移動する面に、100均のカーペットシールを貼り付けるなど、アレンジしてあげるとより快適になりますね。
壁に傷をつけないでキャットウォークを自作する【参考動画】
キャットウォークを実際に作ってみようと考えるあなた向けに、参考になるYou Tube動画を紹介していきます。
ニトリのディアウォール
こちらの動画は、女性の動画主さんがお一人でキャットウォークを作成されています。
ディアウォールを使った、おしゃれなキャットウォークを作成しようと考えている方の参考になると思います。
女性の飼い主さんで、一人で完成できるか不安な方にもおすすめです。
ラブリコ
こちらの動画は、ラブリコを使用したキャットウォークの自作を紹介されています。
シックな感じのとてもおしゃれなキャットウォークに、思わず代わりに作ってほしくなってしまいました。
動画内で紹介されていますが、板材の色はすでに塗装済みのものを購入したそうです。塗装済みの板材が売っていることを知らなかったので勉強になりました。
ねこ家具
こちらの動画は、私も購入したLOWYA(ロウヤ)の猫家具を組み立てから紹介してくれています。
紹介されている猫家具も素敵なのですが、動画全体を通してとてもおしゃれな部屋が紹介されており、見ているだけでも楽しいです。猫家具のイメージを掴むのにおすすめです。
キャットウォークを設置するときの注意点
最後に、キャットウォークを設置するときに知っておくべき注意点について紹介していきます。
キャットウォークは、キャットタワーに比べ、少し注意点が多いです。失敗する前に、注意点を押さえておきましょう。
キャットウォークの強度に注意
キャットウォークを自作する場合、必ず猫が使っても壊れない強度があるか確認しましょう。
長く使うためには、必ず壁の中の柱や専用の下地材に止めつけを行います。安全を確認する方法の一つとして、飼い主がぶら下がっても平気な強度が必要です。
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猫ちゃんが登り下りするときには、思った以上に力がかかります。
一見、猫ちゃんが乗っても問題なさそうでも、使用しているうちに壊れてしまうことも少なくありません。
定期的に、緩みやぐらつきがないかなどメンテナンスをするようにしましょう。
ステップは走れない距離で短めに
キャットウォークのステップは、猫ちゃんが走れない程度に短く区切るようにしましょう。
猫ちゃんが走れるほど長いステップの場合、興奮した猫ちゃんが落下するなど、事故の危険性が高くなります。
とくに、高い位置にキャットウォークを設置しようと考えている場合は注意が必要です。
掃除が可能な高さに設置する
キャットウォークを設置するときは、手入れしやすい高さかどうかも注意しましょう。
キャットウォークの手入れは、抜け毛の掃除以外にも、毛玉を嘔吐してしまったときの拭き取り、ネジなどの緩みのチェックなどがあります。
手入れが困難な場所にステップを設置してしまうと、キャットウォークが早く傷んだり、事故の原因にもなります。
必ず、普段の手入れも見据えた位置に設置するようにしましょう。
キャットウォークの付近にはなるべくものを置かない
着地地点や、キャットウォークから飛び移れる範囲にインテリアなどがあると、落下や衝突では破損する危険性があります。
キャットウォークの付近には、壊れやすいものを置かないようにし、登り下りの妨げになるものがないか確認するようにしましょう。
また、猫はある程度の距離もジャンプで難なく越えてしまいます。
猫による最長ジャンプは213.36cmで、2018年1月30日にアメリカ・カリフォルニア州のビッグサーで、Waffle the Warrior Cat(アメリカ)が達成した。
ギネスワールドレコード
猫に登ってほしくない棚などの付近には、キャットウォークを設置しないことをおすすめします。
出入り口を複数つくる
キャットウォークの出入り口は、2つ以上設置するようにしましょう。キャットウォークのステップは、狭くなりがちです。
出入り口が1つしかない場合、猫は狭いスペースで方向転換をしなければならず、快適さを損なってしまうことがあります。
また、多頭飼いの場合、猫同士の追いかけっこにより、逃げ場を失った猫が高所から飛び降りるなど危険性も高まります。
無理なく上り下りできるポイントを複数つくり、行き止まりにならないように注意してあげましょう。
脱走経路はしっかり塞ぐ
キャットウォークを窓際などに設置する場合、開いた窓から脱走しないように注意が必要です。
脱走用の格子を取り付けるなど、脱走対策をするようにしましょう。
ちなみに、猫は頭さえ入れば隙間を抜けられるなんて話も耳にします。
真偽のほどは分かりませんが、こちらの検証動画を見る限り、パッとみ無理そうな隙間も頭さえ通れば抜けられるようです。
ひたすらに可愛いので、参考に見てみてください。
キャットウォークを壁を傷つけない方法で作る:まとめ
キャットウォークを壁に傷をつけずに作る方法について紹介していきました。
- ニトリのディアウォールで骨組みをつくる
- ラブリコで骨組みをつくる
- 突っ張り棒型のキャットウォークを設置する
- 壁面に設置できる家具を利用する
- カラーボックスを重ね置きする
どうですか?案外、壁に穴を開けずにキャットウォークを設置する方法がたくさんあることに驚いたかもしれません。僕は、驚きました(笑)
キャットウォークの設置方法が決まったら、今度は設置スペースを考えなければいけませんね。
キャットウォークを最大限に楽しんでもらうには、猫にとって快適な場所に設置することが重要。
こちらの「キャットタワーの置き場所はどこ?設置場所についてまとめました」にまとめたので、ぜひ読んでみてください。
また、キャットウォークの作成に失敗しないためには、いくつかポイントを押さえる必要があります。「キャットウォークで失敗しないための6つのコツ」でまとめたので、こちらもぜひっ。
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